Snake in the grass.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#428

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Snake in the grass」です。

直訳すると「草むらの蛇」となりますが、実際には「信用できない人」「隠れた危険」という意味になります。

このフレーズは、見た目では分からないが、実は危ない人について使われます。

例えば、職場で信頼できない同僚について「Be careful with him; he’s a snake in the grass.(彼には気をつけて。陰で悪事を働く人だから)」と言うことができます。

また、友人が裏切り行為をしていたことが判明したときに「I can’t believe she did that. She’s a real snake in the grass.(彼女がそんなことをするなんて信じられない。本当に信用できない人だ)」と言うこともできます。

「Snake in the grass」の由来は、草むらに隠れている蛇が突然現れて人を驚かせたり、危険をもたらしたりするというイメージから来ています。このことから、見えないところでの危険や裏切りを示すようになりました。具体的な起源は、ラテン語の「latet anguis in herba」に由来しており、紀元前37年頃、古代ローマの詩人ウェルギリウスが詩『牧歌』の中で使用しました。その後、英語に取り入れられ、信用できない人物を表す言葉として広まりました。

まとめると、「Snake in the grass」は、文字通り「草むらの蛇」という意味ではなく、見えないところで悪事を企む人や信用できない人を指します。このフレーズを使うことで、誰かの裏切りや隠れた悪意を強調することができます。

この「Snake in the grass」を使って、隠れた危険や裏切りが明らかになった場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Snake in the grass.
草むらの蛇。信用できない人。
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