今回のフレーズは「Third time’s a charm」です。
直訳すると「3度目は魅力的」となりますが、実際には「3度目の正直」という意味になります。
このフレーズは、2度失敗しても3度目には成功することを期待する場合に使われます。
例えば、友人が2回試験に失敗した後に「Don’t worry, third time’s a charm.(心配しないで、3度目の正直だよ)」と言うことができます。また、新しい方法を試みて成功を祈るときに「We’ve tried twice and failed, but third time’s a charm.(2回試して失敗したけど、3度目の正直だ)」と言うこともできます。
「Third time’s a charm」の由来は、3は幸運や成功と結び付けられる特別な数字であるという古代の迷信に基づいています。この信念が、3回目の試みで成功するという意味で使われるようになりました。「Third time’s the charm」と言うこともあります。
世界中でも3は特別な意味を持ち、キリスト教の三位一体(父・子・聖霊)、ヒンドゥー教の三神一体(ブラフマー・ヴィシュヌ・シヴァ)、仏教の三宝(仏・法・僧)、日本神話の三種の神器(八咫鏡・天叢雲剣・八尺瓊勾玉)、時間の「過去・現在・未来」など、例を挙げれば枚挙に暇がありません。
まとめると、「Third time’s a charm」は、文字通り「3度目は魅力的だ」という意味ですが、3度目の試みが成功することを期待する際に使われるイディオムです。このフレーズを使うことで、挑戦を続けることの重要性や希望を強調することができます。
この「Third time’s a charm」を使って、3回目の試みが成功することを期待する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
3度目の正直。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。