Never look a gift horse in the mouth.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#440

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Never look a gift horse in the mouth」です。

直訳すると「贈られた馬の口を覗くな」となりますが、実際には「贈り物に文句を言うな」「もらい物にケチをつけるな」という意味になります。

このフレーズは、誰かから贈り物をもらったときに、価値や品質について批判するべきではないことを表現しています。

例えば、友人からプレゼントをもらったときに「It’s not exactly what I wanted, but never look a gift horse in the mouth.(まさに欲しかったものではないけれど、贈り物にケチをつけるべきではない)」と心の中で言うことができます。

また、ボーナスが少なかったときに「I was hoping for a bigger bonus, but never look a gift horse in the mouth.(もっと大きなボーナスを期待していたけれど、もらい物に文句を言うべきではない)」と陰口をたたくこともできます。

「Never look a gift horse in the mouth」の由来は、馬の年齢や健康状態を歯を見て判断する古い習慣からきています。贈り物の馬の歯を覗いて、その価値を測ることは失礼にあたるとされ、贈り物に対して感謝の気持ちを持つべきだという教訓が含まれています。この言葉は、同様の意味を持つラテン語の「Noli equi dentes inspicere donati」が起源とされ、英語では16世紀にイギリスの劇作家であるジョン・ヘイウッドの作品で使われたことが最古とされています。

まとめると、「Never look a gift horse in the mouth」は、文字通り「贈り物の馬の口を覗いてはいけない」という意味ではなく、贈り物に対して感謝し、文句を言わないことを指します。このフレーズを使うことで、好意や贈り物を素直に受け取る姿勢を表現することができます。

この「Never look a gift horse in the mouth」を使って、贈り物や好意に感謝する場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Never look a gift horse in the mouth.
贈られた馬の口を覗くな。贈り物に文句を言うな。
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このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

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