今回のフレーズは「Only fools and horses work」です。
直訳すると「働くのは愚か者と馬だけ」となりますが、実際には「賢い人は働かない」という意味になります。
このフレーズは、働くことを馬鹿らしいと考える人や、仕事を避けることが賢明だと考える人に対して使われます。
例えば、友達が働きすぎていると感じたときに、「Take a break. Only fools and horses work.(休憩しなよ。働くのは愚か者と馬だけだ)」と言うことができます。また、仕事を嫌がる人に対して、「He always says, ‘Only fools and horses work.’(彼はいつも「働くのは愚か者と馬だけだ」と言っている)」と言うこともできます。
「Only fools and horses work(愚か者と馬だけが働く)」は、ロンドンのコックニースラングに由来する古い英語のことわざです。コックニー(cockney)とは、ロンドンの労働者階級で話される言葉です。この言葉は、愚か者をよく働く馬に例えて、賢い人は重労働せずに稼ぐ方法を見つけるだろうということを意味しています。この言葉は1981年から2003年まで放送されたイギリスの人気コメディドラマ『Only Fools and Horses』によって広く知られるようになりました。
まとめると、「Only fools and horses work」は、文字通り「働くのは愚か者と馬だけ」という意味ではなく、働くのはバカらしいという皮肉を込めたフレーズです。このフレーズを使うことで、働くことに対する反感や皮肉を表現することができます。
この「Only fools and horses work」を使って、働くことに対する意見や態度を表す場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
働くのは愚か者と馬だけ。賢い人は働かない。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。