今回のフレーズは「Clean as a whistle」です。
「Clean as a whistle」は、直訳すると「笛のように清潔」となりますが、実際には「非常に清潔な」「完全に問題がない」という意味になります。
このフレーズは、何かがとても清潔であることや、何の欠点もなく完璧であることを表現する際に使われます。
例えば、部屋や台所などがとても片付いている様子を見て、「The kitchen was as clean as a whistle after she finished cooking.(彼女が料理を終えた後、台所は非常に清潔だった)」というように使います。また、何も問題が見つからなかった場合に「The inspection went perfectly, everything is clean as a whistle.(検査は完璧に進み、全く問題がなかった)」と言うこともできます。
このフレーズの由来にはいくつかの説がありますが、一説では、清潔な笛(ホイッスル)が吹かれるときの澄んだ音に由来すると考えられています。というのも、清潔で乾燥している笛は、澄んだきれいな音が鳴るからです。ベトベトな笛は清潔感があるとはいえませんしね。正確な起源は不明ですが、このフレーズは18〜19世紀頃に登場し、何かが非常に清潔で欠点がない状態を伝えるために使われ始めました。
まとめると、「Clean as a whistle」は、文字通り「笛のように清潔」という意味ではなく、何かが非常に清潔であることや完璧であることを指します。このフレーズを使うことで、対象がどれだけ清潔であるか、または完璧であるかを強調することができます。
この「Clean as a whistle」を使って、何かが非常に清潔で完璧であることを表現する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
笛のように清潔。非常に清潔な。完全に問題がない。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。