英語の「fruit」と「fruits」はどっちが正しい?

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英語で「果物」を表すとき、多くの人は「fruit」と習いますよね。でも時々「fruits」という形も目にします。どちらが正しいのか迷ったことはありませんか?

実は、どちらも正しいのですが、意味のニュアンスが少し違います。「fruit」は集合的な言い方で、種類に関わらず果物全般をまとめて指します。たとえばスーパーの果物コーナーを見ながら「I like fruit.」と言えば、「私は果物が好き」という全体的な意味になります。

一方で「fruits」は「いろいろな種類の果物」を強調したいときに使われます。たとえば「There are many tropical fruits in this market.」と言うと、「この市場にはたくさんの熱帯フルーツの種類がある」というニュアンスです。つまり、「果物」というより「果物のバリエーション」を意識しているんですね。

さらに面白いのは、「fruit」が比喩的にも使われることです。たとえば「the fruits of hard work」といえば「努力の成果」という意味になります。ここで「fruits」と複数形になっているのは、いくつもの成果があることを表すためです。こうした表現は日本語にはあまりないので、ちょっと新鮮ですよね。

まとめると、普段は「fruit」で十分ですが、「種類」を強調したいときや「成果」のような比喩表現では「fruits」も活躍します。同じ単語でも文脈でニュアンスが変わるのが、英語のおもしろいところですよね。

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