「読書」は英語で「reading」と言います。とてもシンプルですが、実はその使い方にはいろいろな広がりがあります。たとえば「I like reading books.(本を読むのが好きです)」のように使うとき、単に行為としての「読む」を指しています。一方、「I’m into reading lately.(最近、読書にはまっています)」と言えば、趣味としてのニュアンスが強くなります。
英語では「reading」を名詞としても動名詞としても使えるのが特徴です。「Reading is fun.(読書は楽しい)」のように主語にもできるので、文章の中で自然に使いやすい言葉です。
日本語の「読書」には「静かに本を読む」「知識を深める」という少し落ち着いたイメージがありますが、英語の「reading」はもう少し幅が広いです。たとえばニュースサイトや電子書籍を読むのも「reading」。また、試験のための「reading comprehension(読解)」という言い方もあります。
読書の種類を表したいときには、「fiction(小説)」「non-fiction(ノンフィクション)」「poetry(詩)」などを組み合わせます。「I enjoy reading fiction before bed.(寝る前に小説を読むのが好き)」のように、読む内容によって表現を変えられます。
さらに、「読書の時間」という言い方をするときは「reading time」や「quiet reading hour」と言います。英語圏の学校では「reading corner(読書コーナー)」や「reading assignment(読書課題)」などもよく使われます。
