「海水浴」は、文字通り「海で泳ぐこと」や「海辺で遊ぶこと」を指します。英語では、いくつかの表現を使い分けます。
いちばんシンプルなのは「go swimming in the sea」または「go swimming at the beach」。直訳すると「海で泳ぎに行く」という意味で、日本語の「海水浴に行く」に一番近い表現です。「We went swimming in the sea yesterday(昨日、海水浴に行った)」のように使います。
もう少し広く「海辺で過ごす」「海で遊ぶ」という意味なら、「go to the beach」が自然です。英語では、泳ぐことだけでなく日光浴や砂遊び、ピクニックなどもまとめて「go to the beach」に含まれます。英語圏では「beach day(ビーチで過ごす日)」という言い方もよく聞きます。
また、「泳ぐ」よりも「海の雰囲気を楽しむ」感じを出したいときは、「go for a dip(ひと泳ぎする)」という表現もあります。「We just went for a dip before dinner(夕食の前に軽く泳いだ)」のように、カジュアルで自然な言い回しです。
歴史的には、「sea bathing」という言葉もありました。19世紀のイギリスでは、健康のために海で体を浸すことが流行し、「sea bathing」と呼ばれていました。今では少し古風な響きがありますが、文学や観光地の説明などでは今も使われることがあります。
つまり、「海水浴」を英語にするときは、目的や雰囲気によって表現が変わります。「go swimming in the sea」なら活動的に、「go to the beach」ならのんびりとした時間を伝えることができます。
