息苦しいほど「猛暑」を英語で表すときはどう言うのでしょうか。一般的なのは「heat wave(ヒートウェーブ)」と「scorching heat(焼けつくような暑さ)」です。
「heat wave」は「猛暑」という意味で、数日から数週間続く異常な高温の期間を指します。ニュースなどでは「A heat wave hit Japan(日本を猛暑が襲った)」のように使われます。単なる「暑い日」ではなく、「気象的な異常な暑さ」を表す言葉です。
日常会話では、「It’s scorching today!(今日は焼けるように暑い!)」や「It’s boiling hot outside!(外はまるで沸騰してるみたいだ!)」のように言うこともあります。どちらも少しオーバーですが、夏の日の会話ではよく聞く表現です。もう少し控えめに言いたいときは、「It’s really hot today.」や「It’s sweltering.(蒸し暑い)」も自然です。
また、人の体調を気遣うときの言い方を覚えておくと便利ですね。「Stay hydrated(しっかり水分をとってね)」や「Don’t stay out in the sun too long(長時間日なたにいないでね)」といったフレーズは、猛暑のときによく使われます。
英語圏でも気候変動の影響で「record-breaking heat(記録的な暑さ)」や「extreme temperatures(極端な気温)」という言葉がニュースで増えています。
つまり「猛暑」は「heat wave」だけでなく、「scorching」「sweltering」「boiling」など、状況に合わせて言い分けられる表現です。暑さの種類を言い分ける英語の感覚を知ると、夏の天気の話も少し豊かに感じられるかもしれませんね。
