日本語で「スーパー」と言えば、多くの人が食料品や日用品を買うお店、つまり「スーパーマーケット」を思い浮かべると思います。英語でも「supermarket」と言うのが正式な言い方です。「I’m going to the supermarket.(スーパーに行ってくるね)」というように使います。
英語では略して「super」とはあまり言いません。「super」と言うと、別の意味、つまり「とても」や「すごく」という強調の言葉として聞こえます。「super cute(すごくかわいい)」や「super fast(めっちゃ速い)」のように、カジュアルな会話でよく使われます。
スーパーマーケット以外にも、「super」がつく単語はたくさんあります。「superhero(スーパーヒーロー)」は正義の味方、「superpower」は「超大国」や「超能力」という意味になります。「super」には「普通を超えた」「上級の」という感覚が含まれています。語源はラテン語の「super(〜の上に)」で、そこから「特別」「優れた」といった意味が生まれました。
ちなみに、アメリカ英語では食料品店のことを「grocery store」とも言います。「supermarket」と「grocery store」はほぼ同じですが、「grocery store」は少し小規模なお店を指すことが多いです。
つまり、日本語の「スーパー」は英語由来ではありますが、英語とは少し使い方が違います。
