「hello」や「goodbye」に隠された英語の物語

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英語の「hello」と「goodbye」。最も基本的な挨拶ですが、どこから来たのか、考えたことはあるでしょうか。実はこれらの言葉には、時代の変化や人々の祈りが込められています。

まず「hello」という言葉、意外にも挨拶として定着したのは19世紀の後半からです。普及させたのは、発明王のエジソンだと言われています。電話が発明された当時、呼びかけの言葉としてエジソンが「hello(ハロー)」を提案しました。それに対して、電話の生みの親であるベルは、船乗りが使う「ahoy(アホイ)」という言葉を推していたそうです。もしベルの案が広まっていたら、私たちは今でも電話口で「アホイ!」と言っていたかもしれませんね。

次に「goodbye」について見てみましょう。この言葉はもともと「God be with ye」というフレーズでした。これは「神があなたと共にありますように」という意味の祈りの言葉です。長い年月をかけて言葉が短く変化し、16世紀ごろには今の形に近い「goodbye」になったとされています。最初の「God」が「good」に変わったのは、「good morning」などの他の挨拶に引きずられたからだという説もあります。別れ際に相手の無事を祈る気持ちが、一つの単語に凝縮されているのです。

また、感謝を伝える「thank you」も興味深い由来を持っています。この言葉の語源は、古英語で「考える」という意味の「think」と同じ根っこを持っています。つまり「あなたのしてくれたことを忘れません、あなたのことを思っています」という心の動きが、感謝の言葉になったといわれています。

丁寧にお願いをする時の「please」も、もとは「if it please you」という表現でした。「もしよろしければ」「あなたが良ければ」という相手への配慮が、一言にまとまったものです。

こうして見てみると、英語の挨拶はどれも、誰かと繋がろうとしたり、相手の幸せを願ったりする温かい気持ちから生まれていることがわかります。普段何気なく口にしている「hello」や「goodbye」も、その背景にある物語を知ると、いつもより少しだけ丁寧に響くような気がしませんね。

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