このシリーズでは、よく使われるスペイン語のフレーズを解説しています
今回はスペイン語フレーズ「Lo que sea」について解説します。
「Lo que sea」はスペイン語で「何でもいい」や「どちらでもいい」という意味です。状況によって、「どんなものでも」や「どうにでもなれ」というニュアンスで使われることもあります。英語の「Whatever」や「Anything」に相当します。
このフレーズがどのように使われるか、簡単な会話例を見てみましょう。
A: ¿Qué quieres comer?
(何を食べたい?)
B: Lo que sea, no tengo preferencia.
(何でもいいよ、特にこだわりはない。)
使われているスペイン語の単語について解説します。
- Lo: 中性代名詞で、「それ」を指します。
- que: 関係代名詞で、「~するもの」「~であること」のように意味をつなげます。
- sea: 動詞「ser(~である)」の接続法現在形。「どんなものであっても」という抽象的な意味を含みます。
スペイン語で「何でもいい」を意味するフレーズは他にもあります。
- Está bien cualquier cosa.
どれでも大丈夫。 - No me importa.
気にしないよ。 - Como quieras.
君の好きなように。 - Da igual.
どっちでもいい。
スペイン語の「Lo que sea」の関連フレーズも見てみましょう。
- Sea lo que sea.
何であれ。 - Cuando sea.
いつでも。 - Donde sea.
どこでも。 - Quien sea.
誰でも。
「Lo que sea」は、相手に選択を委ねるときや、特にこだわりがないと伝えるときに便利なフレーズです。このフレーズを覚えて、スペイン語の日常会話に役立ててください。
実際の発音もチェックしてみてください
Lo que sea
(何でもいい)
(何でもいい)