英語で「バター」は何て言う?「バター」に関する英語表現

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「バター」は英語で「butter」と言います。料理ではおなじみの食材ですが、この単語も単なる食品名にとどまらず、英語ではいろいろな使われ方をしています。

まずは料理表現。「bread and butter」は直訳すると「パンとバター」ですが、慣用的には「基本的な糧」「生活の糧」という意味で使われます。たとえば「Teaching is my bread and butter」と言えば「教えることが私の生活の柱です」というニュアンスになります。

また、人を褒めたりおだてたりするときの表現に「butter up」という動詞があります。「He tried to butter up his boss」は「彼は上司に取り入ろうとした」という意味。バターでパンを滑らかにするように、人の心をなめらかにするイメージです。

少し面白いのは「butter fingers」という表現。直訳は「バターの指」ですが、実際の意味は「すぐ物を落とす不器用な人」。スポーツでキャッチを失敗した人などに冗談っぽく使われることがあります。

歴史的に見ると、バターはヨーロッパの食文化に深く根づいていて、乳製品を中心とする地域では重要な栄養源でした。英語の「butter」という単語自体もラテン語やギリシャ語にさかのぼる古い言葉で、長い歴史を背負っています。

つまり「butter」は単に料理で使う素材ではなく、生活や文化、表現の中にしっかり根を下ろしている言葉です。日常会話の中で「butter up」や「bread and butter」といったフレーズに出会ったら、食卓のバターをちょっと連想しながら楽しんでみると、英語の世界がぐっと身近に感じられるかもしれませんね。

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