日本語の「調味料」にあたる英語は「seasoning」や「condiment」です。ただしこの二つは少し使い分けがあります。
「seasoning」は料理に風味をつけるもの全般を指し、塩やこしょう、ハーブやスパイスなどが含まれます。たとえば「seasoning with salt and pepper」と言えば「塩こしょうで味付けする」という意味になります。
一方「condiment」は、料理に添えて使うタイプの調味料を指すことが多いです。ケチャップ、マスタード、しょうゆ、ソースなどがその例です。食卓に置かれて、食べるときに加えるもの、というイメージですね。
日本の「調味料さしすせそ」のように基本的なものをまとめて言うときは「salt, pepper, soy sauce, vinegar, oil」と具体的に並べて表現することが多いです。英語ではひとことで「基本の調味料」と言うより、アイテムごとに言い分ける傾向があります。
また「spice(スパイス)」と「herb(ハーブ)」も調味料に関連する言葉です。「spice」はシナモンやターメリックのように乾燥させて使う香辛料、「herb」はバジルやパセリのように葉や茎を使う香味野菜を指します。
つまり英語の「調味料」は、用途や形態によって「seasoning」「condiment」「spice」「herb」など複数の言葉で表されます。料理や食卓でこれらの単語を意識してみると、食文化の違いなども見えてくるかもしれませんね。
