英語で1日1フレーズ #7 Better late than never.

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ここでは「英語で1日1フレーズ」を紹介します。

このシリーズ「英語で1日1フレーズ」では、気軽に英語学習を継続できるように、毎回1つのフレーズを紹介しています。

今回は「Better late than never.」です。

日本語に訳すと「遅れてもやらないよりはまし」という意味になります。

このフレーズは、まったく行動しないよりも、遅れてでも何か行動した方が望ましい、という意味で使われます。

たとえば、締め切りや期限に間に合わなかったときに、相手が「Better late than never.」と返答することで、現状をポジティブに捉えようと伝えることができます。

A: I finally finished my project, but it’s past the deadline.
A: ようやくプロジェクトが終わったけど、締め切りを過ぎちゃった。

B: Well, better late than never. At least it’s done now.
B: まあ、遅れてもしないよりはマシだよ。少なくともやっと終わったんだから。

このことわざは、日常生活や仕事、学業などさまざまな場面で使われ、たとえ遅れてしまったとしても、取り返しがつくことを示唆しています。つまり、完璧主義に囚われずに、遅くても行動したことに価値がある、という前向きな姿勢が含まれています。

英語の「Better late than never.」や日本語の「遅れてもやらないよりまし」という言葉の由来には諸説ありますが、紀元前27年頃にはすでにラテン語で「potius sero quam numquam(遅れるよりもやったほうが良い)」という言葉が存在していました。古代ローマの歴史家であるティトゥス・リウィウス(Titus Livius)が、『ローマ建国史(Ab Urbe Condita)』でこのフレーズを用いたとされています。なんと2000年も前から使われている言葉なんですね。

出典:better late than never – Wiktionary

現在では、仕事やタスクの締め切り、約束や予定、メールの返信など、さまざまな場面で使われている表現です。

ごがくねこ
ごがくねこ

今回のフレーズ、「Better late than never.」は、遅れても諦めるのではなく、行動を起こすこと、そしてその前向きな気持ちの重要性を教えてくれます。

今日のフレーズ
Better late than never.
遅れてもやらないよりマシ
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