Read between the lines.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#117

スポンサーリンク
このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Read between the lines」です。

「Read between the lines」は、直訳すると「行間を読む」となりますが、実際には「言外の意味を読み取る」という意味になります。

このフレーズは、明示されていない情報や隠された意図を見抜くことを表現する際に使われます。

例えば、誰かが曖昧な発言をしたときに、「You need to read between the lines to understand what he really means.(彼の本当の意図を理解するためには、言外の意味を読み取る必要がある)」と言うことができます。また、文章に書かれていない背景や真意を探るときに、「The report seems positive, but if you read between the lines, you can see there are some concerns.(報告書は前向きに見えるが、行間を読むといくつかの懸念が見える)」と言うこともできます。

「read between the lines」は、暗号技術に由来する表現で、テキストの行間に隠されたメッセージを解読することから生まれました。というのも、19世紀頃の暗号技術は手紙などの行間に秘密のメッセージを隠すというものだったからです。このような隠れた意味を解読する行為が、「read between the lines(行間を読む)」という表現につながったというわけです。この表現が最初に記録されたのは、19世紀の『ニューヨーク・タイムズ』の記事で、その後、「言外の意味を読みとる」というより広い意味を持つようになりました。

まとめると、「Read between the lines」は、文字通り「行間を読む」という意味で、隠された意図や言外の意味を読み取ることを指します。このフレーズを使うことで、表面に現れない情報や背景を理解することを表現することができます。

この「Read between the lines」を使って、隠れた意味を探る場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Read between the lines.
行間を読む。言外の意味を読み取る。
スポンサーリンク

このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

「英語 参考書」をAmazonで検索する

ことわざ・格言
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました