今回のフレーズは「Ask no questions and hear no lies」です。
「Ask no questions and hear no lies」は、直訳すると「質問をしなければ嘘を聞かない」となりますが、実際には「余計な詮索をしなければ、嘘を聞かずに済む」という意味になります。
このフレーズは、情報を知らない方が良い場合や、余計な質問を避けたいときに使われます。
例えば、誰かの秘密について尋ねないほうが良いと判断した場合に、「Ask no questions and hear no lies.(質問しなければ嘘も聞かずに済む)」と言うことができます。また、質問を控えることで問題を避けたいときに「Sometimes it’s better to ask no questions and hear no lies.(時には、質問をせずに嘘を聞かないほうが良いこともある)」と言うことができます。
このフレーズの由来は、誰かに対して無用な質問をすることで、その人が嘘をつく状況を避けるという考え方からきています。真実を知ることで心が乱れることを避けるために、あえて質問をしないという選択が賢明であることを示唆しています。同様の表現に「Ask no questions, and you’ll be told no lies」や「Ask me no questions, I’ll tell you no lies」などもあります。
まとめると、「Ask no questions and hear no lies」は、文字通り「質問をしなければ嘘を聞かない」という意味ですが、実際には詮索することで不必要な嘘や不快な真実を聞かずに済むというイディオムです。このフレーズを使うことで、質問を控えることでトラブルを避けることを表現できます。
この「Ask no questions and hear no lies」を使って、詮索を避けたい場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
質問をしなければ嘘を聞かない。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。