今回のフレーズは「Forewarned is forearmed」です。
「Forewarned is forearmed」は、直訳すると「前もって警告されることは、前もって武装すること」となりますが、実際には「備えあれば憂いなし」という意味になります。
このフレーズは、事前に情報を得ることで、対策をや準備をすることができるということを表現する際に使われます。
例えば、天気予報で嵐が来ると知ったときに、「Forewarned is forearmed. Let’s prepare for the storm.(備えあれば憂いなし。嵐に備えよう)」と言うことができます。また、プロジェクトで潜在的なリスクを事前に知らせる際に、「Knowing the risks in advance is crucial. Forewarned is forearmed.(リスクを事前に知ることは重要だ。備えあれば憂いなし)」と言うこともできます。
「Forewarned is forearmed」の由来は、古代ローマの格言「Praemonitus, praemunitus」にさかのぼります。この格言は「前もって警告されることは、前もって武装すること」という意味で、事前の情報が防衛に役立つという考えに基づいています。使われている単語を見てみると、「Forewarned」は「予め」という意味の「Fore-」と、「警告する」という動詞の過去分詞形「warned」から成り立っています。「Forearmed」も「予め」という意味の「Fore-」と、「武装する」という動詞の過去分詞形「armed」から成り立っています。この表現はもともと軍事的な文脈で使われていましたが、時が経つにつれ、事前の知識が有利なあらゆる状況に使用法が広がりました。
まとめると、「Forewarned is forearmed」は、文字通り「前もって警告されることは、前もって武装すること」という意味ではなく、事前の情報が対策を立てるのに役立つことを指します。このフレーズを使うことで、事前に準備する重要性を強調することができます。
この「Forewarned is forearmed」を使って、事前に情報を得て準備する場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
前もって警告されることは、前もって武装すること。備えあれば憂いなし。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。