今回のフレーズは「Truth is stranger than fiction」です。
「Truth is stranger than fiction」は、直訳すると「事実は小説よりも奇なり」となりますが、実際には「現実の方がフィクションよりも奇妙なことがある」という意味になります。
このフレーズは、現実の出来事がフィクションよりも信じられないほど奇妙であることを表現する際に使われます。
例えば、友達が驚くべき話をしたときに「Wow, truth really is stranger than fiction.(わあ、本当に現実は小説よりも奇妙だね)」と言うことができます。また、信じられない出来事を目の当たりにして、「They say truth is stranger than fiction, and that story certainly proves it.(真実は小説よりも奇なりと言うが、この話はまさにそのことを証明している)」と言うこともできます。
「真実は小説よりも奇なり」というフレーズは、イギリスの詩人であるバイロン卿(ジョージ・ゴードン・バイロン, George Gordon Byron)の名言とされています。具体的には、彼の叙事詩『ドン・ジュアン(Don Juan)』(1819-1824年)の中で、実際の出来事がしばしばフィクションよりも驚くべきものであることを表現しています。このフレーズは後に広く引用され、日常的な慣用句として定着しています。
まとめると、「Truth is stranger than fiction」は、文字通り「事実は小説よりも奇なり」という意味ですが、現実の出来事が時に想像を超えるほど奇妙であることを指します。このフレーズを使うことで、現実の驚くべき一面を表現することができます。
この「Truth is stranger than fiction」を使って、驚くべき現実の出来事に対する感想を述べる際に活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
事実は小説よりも奇なり。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。