If the cap fits, wear it.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#276

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「If the cap fits, wear it」です。

「If the cap fits, wear it」は、直訳すると「帽子が合うなら、かぶりなさい」となりますが、実際には「その通りなら受け入れなさい」という意味になります。

このフレーズは、批判や指摘が自分に当てはまる場合、それを認めて受け入れるべきだという状況を表現しています。

例えば、ある人が批判された際に、「If the cap fits, wear it.(それが事実なら認めなさい)」と言うことができます。または、「If you think that criticism applies to you, then if the cap fits, wear it.(その批判が自分に当てはまると思うなら、受け入れなさい)」と言うこともできます。

「If the cap fits, wear it」の起源は16世紀にさかのぼります。もともとはイングランドの神学者であるリチャード・フッカー(Richard Hooker,  1554-1600年)が、「if the cloak fits(マントが合うなら)」と言ったことに由来しています。17世紀に入ると、イギリスでは「clock」が「cap」に変わり、現代の形になりました。ちなみに、アメリカ英語では「cap」を「shoe」に変えた「If the shoe fits, wear it(もし靴があるなら履きなさい)」が一般的です。どちらにせよ、「それが事実に適しているなら認めなさい」という意味を伝えています。

まとめると、「If the cap fits, wear it」は、文字通り「帽子が合うなら、かぶりなさい」という意味ではなく、批判や指摘が事実なら、それを受け入れることを指します。このフレーズを使うことで、批判を素直に認める態度を表現することができます。

この「If the cap fits, wear it」を使って、批判や指摘を受け入れる場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

If the cap fits, wear it.
帽子が合うなら、かぶりなさい。その通りなら受け入れなさい。
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このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

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