今回のフレーズは「What will be, will be」です。
「What will be, will be」は、直訳すると「なるようになる」となります。実際には「未来のことは誰にも分からない」という意味になります。
このフレーズは、未来について心配しても仕方がなく、自然に任せるしかないということを表現しています。
例えば、試験の結果を待っているときに「I’ve done my best. What will be, will be.(全力を尽くした。あとはなるようになるさ)」と言うことができます。また、将来の計画について話しているときに「We can’t predict everything. What will be, will be.(全てを予測することはできない。なるようになるさ)」と言うこともできます。
「What will be, will be」の由来には諸説ありますが、一説には、同じ意味のスペイン語のフレーズ「Que será, será」から来ているそうです。1956年に米国の女優であるドリス・デイが歌ったことで広く知られるようになりました。この表現は、運命や未来を受け入れる姿勢を表すものとして、多くの文化や言語で使われています。
まとめると、「What will be, will be」は、文字通り「なるようになる」という意味であり、未来を心配せずに受け入れることを指すイディオムです。このフレーズを使うことで、未来に対する受容と諦観の態度を表現することができます。
この「What will be, will be」を使って、未来を受け入れる姿勢を伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
なるようになる。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。