To each his own.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#433

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「To each his own」です。

直訳すると「それぞれに自分のものを」という意味になりますが、実際には「人それぞれ」「十人十色」という意味になります。

このフレーズは、人がそれぞれ異なる好みや意見を持っていることを尊重する場面で使われます。

例えば、友人が独特な趣味を持っているときに「I wouldn’t choose that, but to each his own.(私はそれを選ばないけど、人それぞれだよね)」と言うことができます。また、異なる意見を受け入れるときに「We all have different tastes. To each his own.(みんな好みが違う。人それぞれだ)」と言うこともできます。

「To each his own」は、同じ意味を持つラテン語の「suum cuique」から派生した表現で、個々の好みや選択が尊重されるべきだという考え方を表しています。後に英語に翻訳されました。性別に中立な表現にするために、「his」の代わりに「their」を使った「to each their own」というフレーズも広がっています。

まとめると、「To each his own」は、文字通り「それぞれに自分のものを」という意味ではなく、人それぞれの好みや意見を尊重することを指します。このフレーズを使うことで、異なる意見や好みを持つ人々を理解し、尊重する姿勢を表現することができます。

この「To each his own」を使って、異なる意見や好みを尊重する場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

To each his own.
人それぞれ。十人十色。
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このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

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