今回のフレーズは「No news is good news」です。
日本語にすると「便りのないのは良い便り」なり、実際には「悪い知らせがないのは良いこと」という意味になります。
このフレーズは、特に悪い知らせがない場合、それは良いことだという状況で使われます。
例えば、家族が旅行中で連絡がないときに「No news is good news.(連絡がないのは良い知らせだ)」と言うことができます。また、会社のプロジェクトが進行中で特に問題がない場合に「No news is good news when it comes to this project.(このプロジェクトに関しては、何も報告がないのは良い知らせだ)」と言うこともできます。
「No news is good news」の由来は、古くからのことわざに基づいており、心配な状況で悪い知らせがないことを安心材料として捉える考え方からきています。英語の表現は、イングランド王のジェームズ1世(James I, 1566-1625)に由来するとされ、後にウェールズの作家のジェームズ・ハウエル(James Howell, 1594-1666)の著作などでも言及されました。
まとめると、「No news is good news」は、文字通り「知らせがないのは良い知らせ」という意味ですが、悪い知らせがないのは良いことだという考え方を指します。このフレーズを使うことで、連絡がないことを肯定的に伝えることができます。
この「No news is good news」を使って、悪い知らせがないことを喜ぶ場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
便りのないのは良い便り。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。