今回のフレーズは「Virtue is its own reward」です。
直訳すると「徳はそれ自体が報酬である」となりますが、実際には「善行はそれ自体が報いをもたらす」「善行は見返りを求めず行うべき」という意味になります。
このフレーズは、善行を行うこと自体が十分な報酬であり、外部からの見返りや褒美を期待する必要はないことを強調するために使われます。
例えば、ボランティア活動をする理由を聞かれたときに「I volunteer because virtue is its own reward.(私はボランティアをします。なぜなら善行はそれ自体が報いだからです)」と言うことができます。
また、誰かに親切にした後で何の見返りも期待しない場合に、「I helped her because virtue is its own reward.(彼女を助けたのは、善行はそれ自体が報いだからです)」と言うこともできます。
「Virtue is its own reward」の由来は、古代ギリシャのストア哲学にあります。この教えでは、美徳や善行は本質的に価値があり、外的な報酬や結果に関係なく、その行為自体が報われるとされていました。この考え方は現代の道徳や倫理にも影響を与えています。
まとめると、「Virtue is its own reward」は、文字通り「徳はそれ自体が報酬である」という意味ですが、善行や美徳は見返りを求めずに行うべきことを指します。このフレーズを使うことで、善行や美徳の本質的な価値を強調することができます。
この「Virtue is its own reward」を使って、善行の価値や重要性を伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
徳はそれ自体が報酬である。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。