Get a taste of one’s own medicine.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#63

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Get a taste of one’s own medicine」です。

「Get a taste of one’s own medicine」は、直訳すると「自分の薬の味を味わう」となりますが、実際には「自分がしたことと同じ仕打ちを受ける」「自業自得」という意味になります。

このフレーズは、他人に対して行った行動や扱いが、結局は自分に返ってくることを表現する際に使われます。

例えば、人からひどい扱いを受けた後に同じような扱いを受けた場面で、「He finally got a taste of his own medicine.(彼はついに自業自得の報いを受けることになった)」と言うことができます。また、誰かが他人に対して不公平な扱いをした結果、自分が同じような扱いを受けたときに、「He was always criticizing others, but now he’s getting a taste of his own medicine.(彼はいつも他人を批判していたが、今は自業自得の報いを受けている)」と言うこともできます。

「Get a taste of one’s own medicine」という慣用句は、イソップ童話の『医者になった靴屋(The Cobbler Turned Doctor)』に由来しています。この物語は、偽薬を売る靴屋の話で、彼は自分の薬であらゆる病気を治せると主張していました。しかし、靴屋自身が病気になったとき、人々は靴屋に自分の薬を渡しましたが、靴屋はそれが効かないことを知っていました。この物語は、自分の悪行に対する報いを受けるという考えを伝えています。

まとめると、「Get a taste of one’s own medicine」は、文字通り「自分の薬の味を味わう」という意味ではなく、自分がしたことと同じ仕打ちを受けることを指します。このフレーズを使うことで、行動の結果として自業自得の報いを受けることを表現することができます。

この「Get a taste of one’s own medicine」を使って、他人にしたことが自分に返ってくる場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Get a taste of one’s own medicine.
自分の薬の味を味わう。自分がしたことと同じ仕打ちを受ける。自業自得。
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