Better late than never.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#7

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Better late than never」です。

日本語に訳すと「遅れてもやらないよりはまし」という意味になります。

このフレーズは、何も行動しないで後で後悔するよりも、遅れてでも何かした方が良いことを表現しています。

例えば、締め切りに間に合わなかったときに、「Better late than never」と言うことで、現状をポジティブに捉えることができます。

また、長い間やりたかったことをようやく始めた時に、「I finally started learning to play the guitar. Better late than never!(ようやくギターの練習を始めたよ。遅れてもやらないよりはましだね!)」と言うこともできます。

「Better late than never(遅れてもやらないよりまし)」の由来は、同じ意味のラテン語の古いことわざ「potius sero quam numquam」に由来するとされています。古代ローマの歴史家であるティトゥス・リウィウス(Titus Livius, 紀元前59 – 後17)が、『ローマ建国史(Ab Urbe Condita)』の中でこのフレーズを用いたとされています。なんと2000年も前から使われている言葉なんですね。その後、現代英語に取り入れられ、完璧主義に囚われずに、行動の遅れをポジティブに捉えるフレーズとして定着しました。現在では、仕事やタスクの締め切り、約束や予定、メールの返信など、さまざまな場面で使われています。

まとめると、「Better late than never」は、文字通り「遅れてもやらないよりはまし」という意味で、何かを遅れても行動を起こすことの重要性を強調するフレーズです。このフレーズを使うことで、行動の遅れを前向きに捉え、その努力を評価することができます。

この「Better late than never」を使って、遅れてでも何かを達成した時や始めた時に活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Better late than never.
遅れてもやらないよりはまし。
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