このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています
今回のフレーズは「Hit the sack」です。
「Hit the sack」は、直訳すると「袋を打つ」となりますが、実際には「寝る」「ベッドに入る」という意味になります。
このフレーズは、寝ることやベッドに入ることを意味する日常会話やカジュアルな場面でよく使われる表現です。
例えば、仕事や勉強などで疲れた後に、「I’m really tired, so I’m going to hit the sack.(すごく疲れたから、もう寝るよ)」と言うことができます。また、夜遅くなったときに「It’s late, time to hit the sack.(もう遅いから、寝る時間だね)」と言うこともできます。
「hit the sack」は、寝床を作るために干し草などを袋(sack)に詰める習慣に由来していると考えられています。現代のようなマットレスが使われる前は、人々は草や藁などを詰めた大きな袋の上で寝ることがありました。19世紀以前は、文字通り袋をたたいてふかふかにすることを指していたようです。類似の表現に「hit the hay」もあり、こちらは「干し草を打つ」ことに由来しています。
まとめると、「Hit the sack」は、文字通り「袋を打つ」という意味ではなく、寝ることを意味するイディオムとして使われています。このフレーズを使うことで、就寝することをカジュアルに表現することができます。
この「Hit the sack」を使って、寝る時間を知らせる際に活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
Hit the sack.
袋を打つ。寝る。ベッドに入る。
袋を打つ。寝る。ベッドに入る。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。