なぜ「Y」は母音にも子音にもなるのか?

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英語を学んでいると、「Y」がときどき不思議な役割をしていることに気づきます。「yes」では子音のように発音されるのに、「my(マイ)」や「happy(ハッピー)」では母音として働きますよね。どうして一文字が二役を担っているのでしょうか。

もともと「Y」はギリシャ文字の「Υ(ウプシロン)」から来ています。ラテン語に取り入れられたとき、「i」に似た音を表す文字として使われました。そのため、「Y」は母音の仲間としてスタートしていました。

しかし英語に入ると事情が変わります。中世の発音変化のなかで、「Y」は「イ」の音を持つ母音としてだけでなく、「イェ」のように子音的に響く音を表すようになりました。「yes」の最初の音はまさにその例です。

現代英語では、アルファベットの中で「Y」だけが母音と子音の両方を担当する特別な存在になりました。英語における母音の基本的な説明で「a, e, i, o, u, and sometimes y」と習うのはそのためです。

面白いことに、この柔軟さはスペルの上でも役立っています。たとえば「cry」「fly」の「y」は母音を補う役割を果たし、「yellow」「yoga」では子音を担当。言葉の中で自在に働き方を変えているわけです。

つまり「Y」は、歴史的に母音から始まり、英語の中で子音的な役割をも取り込んだ「二刀流」の文字。普段は見過ごしがちですが、「Y」を見つけたら「今回は母音? それとも子音?」と考えてみると、ちょっとした発見があるかもしれません。

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