英語で「癖」は何て言う?「癖」に関する英語表現

スポンサーリンク

日本語の「癖」は、よくも悪くも「いつのまにか身についた習慣」や「人の特徴的な動き・言葉遣い」を指します。英語では「habit(ハビット)」や「quirk(クワーク)」「mannerism(マナリズム)」など、場面によって使い分ける必要があります。

いちばん基本的なのは「habit」です。「a good habit(良い癖・習慣)」や「a bad habit(悪い癖)」という形で使います。たとえば「biting your nails is a bad habit(爪を噛むのは悪い癖だ)」のように、繰り返す行動に対してよく使われます。ちなみに「break a habit」で「癖をやめる」、「form a habit」で「癖をつける」という意味になります。

一方、「habit」は日常的な行動に使われることが多いですが、もう少し個性的で特徴的な癖、たとえば「話すときに首をかしげる」「笑うときに手で口を隠す」といったものは、「mannerism」や「quirk」という言葉がぴったりです。「She has a cute little quirk of tilting her head when she’s thinking.(彼女は考えるときに首をかしげるかわいい癖がある)」というように、性格や仕草の特徴を表すときに使われます。

また、「口癖」は英語で「catchphrase」や「favorite phrase」とも言えますが、日常会話では「He always says ‘you know’. It’s his habit.(彼はいつも「you know」って言うんだ。あれは彼の癖だね)」のように表現することもあります。

さらに、体の動きに出る無意識の癖を指すときは「tic(チック)」という単語もあります。医学的・心理的な意味合いが強く、たとえば「nervous tic(緊張からくる癖)」のように使われます。

このように「癖」は英語で一言では言い表せず、「habit」「mannerism」「quirk」「tic」など、文脈に応じて使い分けるのが自然です。人の癖はその人らしさを映す鏡でもあります。英語で自分や他人の「癖」を表現してみると、意外と新しい一面が見えてくるかもしれませんね。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

大岩のいちばんはじめの英文法』は、英語の基礎をしっかり固めたい方にぴったりの一冊です。中学レベルからの超基礎文法を、講義形式でわかりやすく解説。初心者でも安心して学べる内容で、受験やTOEIC、英検にも対応しています。巻末の索引も便利で使いやすいです。➡詳しく見る

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

🔎 Amazonで「英語 参考書」を検索する

コラム・雑記
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました