「熱帯雨林」は英語で「rainforest」と言います。直訳すると「雨の森」。その名のとおり、一年を通して雨が多く、気温が高い地域に広がる森林のことを指します。世界的に有名なのは「Amazon rainforest(アマゾンの熱帯雨林)」ですね。
また、「tropical rainforest(熱帯雨林)」という言い方もあります。「tropical」は「熱帯の」という意味で、「temperate rainforest(温帯雨林)」と区別するために使われます。つまり「tropical rainforest」は正確に「熱帯雨林」を指す表現です。
「rainforest」は地球上で最も多様な生物が暮らす場所として知られています。英語では「biodiversity(生物多様性)」という言葉と一緒に語られることが多く、「The rainforest is home to countless species(熱帯雨林は数えきれないほどの生き物のすみかです)」といった表現がよく使われます。
環境問題の話題でも「rainforest」は重要なキーワードです。「deforestation(森林破壊)」や「global warming(地球温暖化)」といった言葉と並んで登場します。たとえば「Rainforest destruction affects the global climate(熱帯雨林の破壊は地球の気候に影響を与える)」のように使われます。
ちなみに、英語圏では「rainforest」は自然の神秘や生命力の象徴として描かれることも多く、観光や教育の場面では「 lungs of the Earth(地球の肺)」と呼ばれることがあります。それだけ地球にとって大切な存在なんですね。
