このシリーズでは、よく使われるスペイン語のフレーズを解説しています
今回はスペイン語フレーズ「No sé dónde está」について解説します。
「No sé dónde está」はスペイン語で「どこにあるか分からない」や「どこにいるか分からない」という意味です。何かの場所がわからないときに使う表現です。英語の「I don’t know where it is」に相当します。
このフレーズがどのように使われるか、簡単な会話例を見てみましょう。
A: ¿Dónde está mi libro?
(私の本はどこ?)
B: No sé dónde está.
(どこにあるか分からないよ。)
使われているスペイン語の単語について解説します。
- No: 「〜ではない」という否定を表す単語。
- sé: 動詞「saber(知る)」の一人称単数形。「私は知っている」という意味ですが、否定形の「No sé」で「私は知らない」となります。
- dónde: 「どこ?」を意味する疑問詞。
- está: 動詞「estar(〜にある / 〜にいる)」の三人称単数形。何かがある場所や状態を表しています。
スペイン語で「どこにあるかわかりません」を意味するフレーズは他にもあります。
- No tengo idea de dónde está.
どこにあるのか全くわかりません。 - No estoy seguro/a de dónde está.
どこにあるのか確信がありません。 - No sé dónde queda.
どこにあるのかわかりません。
スペイン語の「No sé dónde está」の関連フレーズも見てみましょう。
- ¿Sabes dónde está?
どこにあるか知っていますか? - Creo que está por aquí.
ここら辺にあると思います。 - Está lejos de aquí.
ここから遠いです。 - No sé nada al respecto.
それについて何も知りません。
「No sé dónde está」は、何かが見つからない時や人の居場所が分からない時に便利なフレーズです。このフレーズを覚えて、スペイン語の会話に役立ててください。
実際の発音もチェックしてみてください
No sé dónde está
(どこにあるか分からない)
(どこにあるか分からない)