スペイン語で「ごめんなさい」謝罪するフレーズまとめ

日常生活で使えるスペイン語のフレーズ

スペイン語には「ごめんなさい」を表現するフレーズが色々あります。場合によっては失礼になってしまうような言い方もあり、状況によって使い分けられています。今回は「謝罪」を伝えるスペイン語のフレーズを例文多めでまとめました。

日常生活で使えるスペイン語のフレーズ【まとめ】
この記事は、スペイン語フレーズ集の「まとめ記事」です。一覧形式でまとめたのでぜひ下記リンクからご覧く…
スポンサーリンク

Perdón ごめんなさい

例文 Perdón.
発音 ペルドン
和訳 ごめんなさい。

最も一般的な表現です。perdónは「許し、容赦」を意味する名詞で、間投詞として「ちょっと失礼!」のようにも使います。英語のpardonの同根語です。元々罪などの許しを請う表現で、何か悪いことをした時に使います。

理由を述べる時は「Perdón+por+理由」のように使います。

  • Perdón por lo de ayer.
    昨日はごめん。
  • Perdón por el retraso.
    遅れてすみません。
  • Perdón por no responder.
    返事しなくてごめんなさい。

Lo siento ごめんなさい

例文 Lo siento.
発音 ロ シエント
和訳 ごめんなさい。

もう一つの一般的な表現です。sientoは動詞sentir(感じる、残念に思う)の1人称単数形です。直訳すると「それを残念に思う」というニュアンスになります。英語の「I’m sorry」にあたる表現です。

lo sientoはperdónより幅広い場面で使えます。何か悲しいことがあった時など、お悔やみを伝える時にも使います。

  • Lo siento mucho.
    お悔やみ申し上げます。
  • Lo siento  de verdad.
    本当にお気の毒です。

Disculpa, Disculpe, Disculpame, Disculpasの違い

動詞Disculpar(許す、言い訳をする)や名詞Disculpas(言い訳、弁解、謝罪)も良く使います。後述するPerdonarより若干フォーマルな表現です。

Disculpa ごめん

例文 Disculpa.
発音 ディスクルパ
和訳 ごめん。

カジュアルな言い方です(命令法・2人称単数)。知人・家族・目下に謝罪する時や、何か尋ねたい時に使います。

  • Disculpa, ¿me puedes ayudar?
    ごめん、手伝ってくれる?
  • Disculpa, ¿cuál es tu nombre?
    ごめん、君の名前は?

Disculpe すみません

例文 Disculpe.
発音 ディスクルペ
和訳 すみません。

フォーマルな言い方です(命令法・3人称単数)。知らない人・目上に謝罪する時や、何か尋ねたい時に使います。

  • Disculpe, ¿me puede ayudar?
    すみません、手伝っていただけますか?
  • Disculpe, ¿cuál es su nombre?
    失礼ですが、お名前は?

Disculpame 許して

例文 Disculpame.
発音 ディスクルパ
和訳 許して。

許しを請う時に使う表現です。似た表現にDiscúlpemeもありますが、Disculpameは命令法・2人称単数形、Discúlpemeは命令法・3人称単数形なので、Discúlpemeの方がフォーマルです。

  • Discúlpeme, si le ofendi.
    気分を害したらすみません。
  • Disculpame por lo que dije.
    私が言ったこと、ごめんね。

Mil disculpas 本当にごめんなさい

例文 Mil dsculpas.
発音 ミル ディスクルパス
和訳 本当にごめんなさい。

milは「1000」、disculpasは「言い訳、弁解、謝罪」を意味する名詞です。直訳すると「1000の謝罪」です。スペイン語では強調するときに「1000」という言葉を良く使います。No tengo disculpa.(私に弁解の余地はありません)のようにも使います。

Perdona, Perdone, Perdónameの違い

動詞Perdonar(罪などを許す、免除する)も、名詞Perdónほどではないですがよく使います。Perdonarは前述のdisculparより若干カジュアルです。

Perdona ごめん

例文 Perdona.
発音 ペルドナ
和訳 ごめん

フレンドリーな言い方です(命令法・2人称単数)。親しい人や目下の人に使います。

  • Perdona, ¿me puedes pasar la sal?
    ごめん、塩を取ってもらえる?
  • Perdona, ¿qué me has dicho?
    ごめん、何て言ったの?

Perdone すみません

例文 Perdone.
発音 ペルドネ
和訳 すみません

フォーマルな言い方です(命令法・3人称単数)。知らない人や目上の方に使います。

  • Perdone, ¿me puede pasar la sal?
    すみません、塩を取ってもらえますか?
  • Perdone, ¿qué me ha dicho?
    すみません、何ておっしゃいましたか?

Perdóname 許して

例文 Perdóname.
発音 ペルドナメ
和訳 許してくれ。

何か悪いことをしてしまった時に許しを請う表現です。似た表現のPerdónemeは命令法・3人称単数形なのでで、命令法・2人称単数形のPerdónameよりフォーマルです。

Lo lamento 申し訳ありません

例文 Lo lamento.
発音 ロ ラメント
和訳 申し訳ありません。

フォーマルな言い方です。lamentoは動詞lamentar「残念・気の毒に思う」の1人称単数形です。正式に謝罪したい場合や、何かを後悔している時に使う表現です。

Con perimiso ちょっと失礼

例文 Con perimiso.
発音 コン ペルミソ
和訳 ちょっと失礼。

人の前を通る時、席を立つ時などに使う表現です。permisoは「許可」を意味する名詞で、英語のpermissionと同源です。「su」を入れて「Con su permiso.」にすると更に丁寧な表現になります。

謝る理由はporを使う

ここまで色々な「ごめんなさい」を紹介してきましたが、謝る理由を説明するには前置詞porを使います。

  • Lo siento por ayer.
    昨日はごめんなさい。
  • Perdón por llegar tarde.
    到着が遅れてすみません。

porの後は、名詞や動詞が入ります。

ごがくねこ
ごがくねこ

単語を置き換えて、自分なりの謝罪(?)をしてみてくださいね。

まとめ

今回は、スペイン語で「謝罪」を伝える色々なフレーズをご紹介しました。どれも日常会話で使える簡単なフレーズなので是非使ってみてください。

スポンサーリンク
スペイン語学習におすすめの本

スペイン語学習におすすめの本です。

  1. 初心者向け:ゼロからスタートスペイン語楽天/Yahoo
  2. 中級者向け:中級スペイン文法楽天/Yahoo
  3. 聞き流し用:キクタン スペイン語楽天/Yahoo
スペイン語初心者の方は「ゼロからスタートスペイン語 文法編」がおすすめです。文法の基礎を初めて学ぶ人にもわかりやすく解説しています。 中級者以上は「中級スペイン文法」がおすすめです。600ページ以上にわたりあらゆる文法が詳細に解説されている文法書の集大成です。初心者の方でも本格的にスペイン語を学びたい方は是非手元に置いておきたい一冊です。 聞き流しにはスペイン語も「キクタン」がおすすめです。単語学習は何度も繰り返す「反復記憶法」が効果的です。塵も積もれば山となるですね。
スペイン語のフレーズ集
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました