今回のフレーズは「An eye for an eye」です。
「An eye for an eye」は、直訳すると「目には目を」となりますが、実際には、同じ報復をすることを意味しています。日本語では「同害報復」とも呼ばれています。
このフレーズは、相手にされたことに対して同じように返すことを表現する際に使われます。
例えば、誰かが同じ方法で報復する場合に、「He believes in an eye for an eye.(彼は、目には目を、という考え方を信じている)」と言うことができます。また、映画や漫画などの復讐シーンで、「The protagonist seeks an eye for an eye after the tragic incident.(悲劇的な事件の後、主人公は復讐を求めている)」という表現することもできます。
「An eye for an eye」の由来は、古代バビロニアの『ハンムラビ法典』にさかのぼります。この法典は紀元前18世紀に発布され、罪に対する同等の報復を示す「目には目を、歯には歯を」という表現が用いられました。また、紀元前1千年紀のヘブライ語聖書の「出エジプト記」にも同様の表現が見られます。この原則は、古代から現代に至るまで、さまざまな法体系において重要な役割を果たしてきました。より具体的な表現は「An eye for an eye, a tooth for a tooth.(目には目を、歯には歯を)」です。
まとめると、「An eye for an eye」は、文字通り「目には目を」という意味ですが、復讐や仕返しを指すイディオムとして使われています。このフレーズを使うことで、同じ方法で報いることを表現することができます。
この「An eye for an eye」を使って、復讐や仕返し状況で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
目には目を。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。