今回のフレーズは「Manners maketh man」です。
「Manners maketh man」は、直訳すると「礼儀が人を作る」となりますが、実際には「人間の価値は礼儀作法によって決まる」「礼儀が人格を形成する」という意味になります。
このフレーズは、人の品格や評価はその人の礼儀作法にかかっていることを表現しています。
例えば、子供に礼儀の重要性を教える際に「Remember, manners maketh man.(忘れないで、礼儀が人間を形作るんだよ)」と言うことができます。また、「Good manners maketh man, so always be polite.(良い礼儀が人を作るので、いつも礼儀正しくしなさい)」と言うこともできます。
また、いつも礼儀正しく接してくれる人に、「He’s always so polite. Manners really do maketh man.(彼はいつもとても礼儀正しい。本当に礼儀が人を作るんだね)」と言うことができます。
「Manners maketh man」は14世紀頃から使われている表現で、古いラテン語の格言に由来しています。ここで使われている「maketh」は昔の中英語(1150~1500年頃)の頃の用法で、現在の「make」の三人称単数現在形に当たります。つまり、古風なフレーズになりますが、現在でも礼儀の重要性を伝えるために広く使われています。
まとめると、「Manners maketh man」は、文字通り「礼儀が人を作る」という意味ですが、礼儀が人格を形成することを指しています。このフレーズを使うことで、礼儀作法の重要性を強調することができます。
この「Manners maketh man」を使って、礼儀正しい行動や態度の大切さを示す場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
礼儀が人を作る。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。