今回のフレーズは「You are what you eat」です。
「You are what you eat」は、直訳すると「あなたはあなたが食べるものでできている」となりますが、実際には「食べたもので体が作られる」「食生活が健康状態を左右する」という意味になります。
このフレーズは、健康的な食生活の重要性を強調する際に使われます。
例えば、不健康な食生活の友人に「Remember, you are what you eat. So, make sure to eat a balanced diet.(覚えておいて、食べるもので健康が決まるから、バランスの取れた食事を心がけてね)」と言うことができます。また、自分自身に対して、「I should eat more vegetables. After all, you are what you eat.(もっと野菜を食べるべきだ。結局のところ、食べたものが自分自身になる)」と言い聞かせることもできます。
「You are what you eat」の起源は、1826年にフランスの美食家ジャン・アンテルム・ブリア=サヴァラン(1755-1826年)が「Dis-moi ce que tu manges, je te dirai ce que tu es.(君が何を食べているか教えて欲しい、君がどんな人間か当ててみせよう)」と書いたことに由来しています。同様の概念は古くからあり、古代ギリシャの医師ヒポクラテス(紀元前460-370年)は、「Let food be thy medicine and medicine be thy food(食べ物を薬とし、薬を食べ物とせよ)」と述べています。日本語の「医食同源」のことですね。このような考えは現代まで引き継がれ、健康的な食生活の重要性を伝えています。
まとめると、「You are what you eat」は、直訳すると「あなたはあなたが食べるものでできている」という意味ですが、食生活が健康に大きな影響を与えることを示すイディオムです。このフレーズを使うことで、健康的な食事の重要性を強調することができます。
この「You are what you eat」を使って、食生活の大切さを伝える場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
あなたはあなたが食べるものでできている。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。