今回のフレーズは「What’s done is done」です。
直訳すると「終わったことは終わったこと」となりますが、実際には「過ぎたことは仕方ない」「過去のことは変えられない」という意味になります。
このフレーズは、過去の出来事を受け入れ、前に進むべきだと伝えたいときに使われます。
例えば、ミスをしてしまった友人に対して「What’s done is done. Let’s focus on what we can do now.(過ぎたことは仕方ない。今できることに集中しよう)」と言うことができます。また、後悔している人に「You can’t change the past. What’s done is done.(過去は変えられない。終わったことは終わったことだ)」と励ますこともできます。
「What’s done is done」の由来は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『マクベス』のセリフからきています。劇中でマクベス夫人が夫に対してこの言葉を使い、過去の行動を受け入れるよう促します。その後、一般的な英語の表現として定着しました。改めて、シェイクスピアが現代英語に与えた影響の大きさを感じさせられます。
まとめると、「What’s done is done」は、文字通り「終わったことは終わったこと」という意味であり、過去の出来事を受け入れて前に進むべきだと伝えるイディオムです。このフレーズを使うことで、過去のことにこだわらず、未来に向けて行動する重要性を強調することができます。
この「What’s done is done」を使って、過去を受け入れ、前に進む場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
終わったことは終わったこと。過ぎたことは仕方ない。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。