このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています
今回のフレーズは「Slow but sure」です。
日本語にすると「ゆっくりでも確実に」という意味になります。
このフレーズは、時間がかかっても確実に進むことの重要性を強調する際に使われます。
例えば、慎重さを強調する場合に「It’s a big project, so let’s be slow but sure.(大きなプロジェクトだから、遅くても確実に進めよう)」と言うことができます。また、焦らずに進めることを勧めるときに「When learning a new skill, it’s best to be slow but sure.(新しいスキルを学ぶときは、遅くても確実に進めるのが一番だ)」と言うこともできます。
「Slow but sure」の由来は、イソップ寓話の『兎と亀』に見られるような古い教訓からきています。日本語では「急がば回れ」に該当する表現ですね。この教訓は、急いで物事を進めることよりも、ゆっくりでも着実に進むことが最終的に成功につながることを示しています。つまり、結果よりもプロセスを重視する姿勢を反映しています。
まとめると、「Slow but sure」は、文字通り「遅いけれど確実」という意味であり、急がずに着実に進むことを指します。このフレーズを使うことで、慎重に確実に物事を進める重要性を表現することができます。
この「Slow but sure」を使って、着実に進むことが重要な場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
Slow but sure.
ゆっくりでも確実に。
ゆっくりでも確実に。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。