Call it a day.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#51

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このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「Call it a day」です。

「Call it a day」は、直訳すると「それを一日と呼ぶ」となりますが、実際には「仕事を切り上げる」「今日はこれで終わりにする」という意味になります。

このフレーズは、その日の仕事や活動を終了する際に使われます。

例えば、一日の仕事を終えて帰宅する際に「Alright, let’s call it a day and go home.(さて、今日はこれで終わりにして帰ろう)」というように使われます。また、「We’ve made a lot of progress today. Let’s call it a day.(今日はたくさん進展があったから、これで終わりにしよう)」と言うこともできます。ほかにも、友達と一緒にスポーツを楽しんだ後に、「We’ve played enough for today. Let’s call it a day.(今日は十分に遊んだから、これで終わりにしよう)」と言うこともできます。

「call it a day」の起源には諸説ありますが、19世紀頃に労働者が一日の仕事を終える際に使っていた表現に由来しています。このフレーズは1838年に記録された「call it half a day」に由来し、勤務時間が終了する前に職場を去る従業員のことを指していました。本来の意味は文字通り、労働者が早退した場合に出勤が「半日」として記録されるというものだったそうです。その後、20世紀初頭に「call it a day」と短縮されて使われるようになり、労働時間の終わりを告げる言葉として定着しました。これに関連して、1938年には「call it a night」 というフレーズも登場し、夜勤労働者が仕事の終了を合図するために使用されました。

まとめると、「Call it a day」は、文字通り「それを一日と呼ぶ」という意味ではなく、一日の仕事や活動を終えることを指します。このフレーズを使うことで、疲れたときや一区切りをつけたいときに、スムーズに終わりを宣言する意志を表現することができます。

この「Call it a day」を使って、仕事や活動を終える場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

Call it a day.
それを一日と呼ぶ。仕事を切り上げる。今日はこれで終わりにする。
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