規則動詞(regular verb)とは、過去形や過去分詞形を作る際に一定のルールに従う動詞のことです。英語の動詞には規則動詞と不規則動詞の2種類がありますが、規則動詞は基本的に「-ed」を付けるだけで過去形が作れるので、覚えやすいのが特徴です。この記事では、規則動詞の意味やルールについてわかりやすく解説します。
規則動詞とは何か?
規則動詞(regular verb)とは、過去形や過去分詞形を作る際に「-ed」や「-d」を語尾に付ける動詞です。
たとえば、以下のような動詞が規則動詞に該当します。
- play → played → played(遊ぶ)
- work → worked → worked(働く)
- open → opened → opened(開ける)
動詞の原形に「-ed」を加えるだけで、過去形や過去分詞形が作れるため、不規則動詞に比べて覚えやすいのが特徴です。

英語の動詞は、まずは規則動詞から覚えたいですね。
規則動詞の活用ルール
規則動詞の過去形・過去分詞形の作り方には、いくつかの基本ルールがあります。
① 基本は語尾に「ed」を付ける
ほとんどの規則動詞は、単純に「-ed」を付けるだけで過去形・過去分詞形を作ることができます。
- walk → walked(歩く)
- clean → cleaned(掃除する)

規則動詞は過去形と過去分詞も同じ形です。
② 語尾が「e」で終わる動詞
動詞がすでに「e」で終わっている場合は、「-d」だけを加えます。
- live → lived(住む)
- close → closed(閉じる)

「live」の過去形は「liveed」にならない、ということですね。
③ 語尾が「子音+y」で終わる動詞
語尾が「子音 + y」の形の場合は、「y」を「i」に変えて「-ed」を付けます。
- study → studied(勉強する)
- carry → carried(運ぶ)
※ただし、語尾が「母音 + y」の場合はそのまま「-ed」を付けます。
- play → played(遊ぶ)
- enjoy → enjoyed(楽しむ)

規則動詞なのに少し複雑なルールがあるので、「子音+y」の動詞には気をつけたいですね。
④ 語尾が「短母音+子音」で終わる動詞
語尾が「短母音 + 子音」で終わる場合は、最後の子音を重ねて「-ed」を付けます。
- stop → stopped(止まる)
- plan → planned(計画する)
- fit → fitted(合う)
短母音とは、音の長さが比較的短い母音のことです。つまり、「短く、はっきりとした音」で発音される母音のことを指します。

規則動詞は「短母音+子音」の動詞にも注意ですね。
規則動詞のルールのまとめです。
- 基本は語尾に「ed」を付ける
例:walk → walked - 語尾が「e」の動詞は「-d」だけ付ける
例:live → lived - 語尾が「子音+y」の動詞は「y」を「i」に変えて「-ed」を付ける
例:study → studied - 語尾が「短母音+子音」の動詞は最後の子音を重ねて「-ed」を付ける
例:stop → stopped
規則動詞と不規則動詞の違い
規則動詞と不規則動詞の違いは、過去形と過去分詞形の作り方にあります。
種類 | 過去形・過去分詞形 | 例 |
---|---|---|
規則動詞 | 「ed」か「d」を付ける | play → played → played |
不規則動詞 | 不規則に変化する | go → went → gone |
規則動詞は基本的に「ed」か「d」を付けるだけなので、比較的覚えやすいのが特徴です。一方、不規則動詞は「go → went → gone」や「eat → ate → eaten」のように特別な変化をするので、一つずつ覚える必要があります。

規則動詞に関してはここまでです。一歩ずつ進めていきましょう。

まとめ
この記事では、規則動詞の意味やルールについて解説しました。
規則動詞は、過去形や過去分詞形を作る際に「-ed」や「-d」を付けることで変化する動詞です。一般的なルールに従うため、不規則動詞に比べて覚えやすいのが特徴です。英語を学ぶうえで基本的な部分でもあるので、最初にしっかり覚えておくと楽になりますよ!