お店で何かを食べるのもスペイン語を勉強するチャンスですよね。お勧めを聞いたり、これは何かを聞いたり、話す機会は沢山あります。今回は「レストラン」で使えるスペイン語のフレーズをご紹介します。
どこで食べるかのフレーズ
お店に入るとどこで食べるのかを聞かれることがあります。
発音 パラ アキ オ パラ リェバル
和訳 ここで召し上がりますか、それともお持ち帰りですか?
paraは「~のために、~に対して」を意味する前置詞、aquíは「ここに、ここで」を意味する副詞、llevarは「持つ、運ぶ」を意味する動詞です。para aquíなら「ここで」、para llevarなら「お持ち帰り」という意味になります。
国や地域によってはaquíではなくacá(こちらへ、こちらに)も使われますが、殆ど同じ意味です。
ここで食べる
発音 ロ コメレ アキ
和訳 ここで食べます。
comeréは動詞comer(食べる)の未来形です。スペイン語は動詞の活用形が複雑ですが、シンプルに「Aquí, por favor」も良く使います。
スペイン語の会話は省略できることも多いです。
持って帰る
発音 ロ リェバレ
和訳 持って帰ります。
llevaréは動詞llevar(持つ、運ぶ)の未来形です。英語のテイクアウト(take out)ですね。シンプルに「Para llevar, por favor」でももちろん通じます。
注文するフレーズ
ここでは注文で使うスペイン語のフレーズを紹介します。
店員を呼ぶ
発音 オイガ ポルファボル
和訳 ちょっとすいません。
oigaは動詞oír(聞こえる、注意を払う)の活用形です。
メニューをお願いします
発音 エル メヌ ポルファボル
和訳 メニューをお願いします。
スペイン語のmenúと英語のmenuは同根語です。英語のmenuはフランス語から借用されました。
これは何かを聞く
発音 ケ エス エスト
和訳 これは何ですか?
estoは「これ」を意味する代名詞です。estoの代わりに料理名を入れても良いですね。
おすすめを聞く
発音 ケ プラト メ レコメンダ
和訳 おすすめの料理は何ですか?
platoは「お皿、料理」を意味する名詞、recomiendaは動詞recomendar(勧める)の活用形です。
好きな料理を頼むのも良いですし、知らない土地などではお勧めの料理を聞くのも楽しいですよね。
注文をする
発音 キシエラモス ペディル
和訳 注文をお願いします。
Quisiéramosはを意味する動詞querer(欲しい、望む)の活用形、pedirは「頼む、注文する」を意味する動詞です。
発音 〇〇 ポルファボル
和訳 〇〇をお願いします。
料理の名前が難しい場合は、メニューを指差して「Esto, por favor.(これをください)」も良く使います。
少しもらう
発音 ウン ポコ デ 〇〇 ポルファボル
和訳 〇〇を少しください。
un pocoは「少し」、un poquitoなら「かなり少し」という意味です。
- Un poco de leche, por favor.
牛乳を少しお願いします。 - Un poco más de café, por favor.
もう少しコーヒーをいただけますか。
その他の便利なフレーズ
ここではその他の便利なスペイン語のフレーズを紹介します。
料理が来ない
発音 ノ メ アン セルビド アウン
和訳 料理がまだ来ていません。
料理が来ない時もたまにありますよね。
料理が間違えている
発音 エスト ノ エス ロ ケ エ ペディド
和訳 これは注文したものではありません。
注文してない料理が来ることも人生に一度くらいはあると思います。
料理を持ち帰る
発音 プエド リェバルメ ラ コミダ
和訳 料理を持ち帰ってもいいですか?
南米などではレストランで残した料理を持って帰るケースがよくあります。
何か取ってもらう
発音 パセメ 〇〇 ポルファボル
和訳 〇〇を取ってください。
páseは動詞pasar(通る、移る)の活用形です。〇〇には任意の単語が入ります。
発音 ペルドネ メ プエデ パサル ラ サル
和訳 すみません、塩を取ってもらえますか?
「すみません」には色々な言い方があります。
辛くしないで
発音 ノ ロ キエロ ムイ ピカンテ ポルファボル
和訳 あまり辛くしないでください。
picanteは「辛い」を意味する形容詞です。
日本のわさびも辛いですが、海外には辛い料理がたくさんありますからね。
会計をする
発音 ラ クエンタ ポルファボル
和訳 お会計をお願いします。
cuentaは「計算、会計」を意味する名詞です。「おつり」は国や地域によって異なります。一般的にはvuelta(回転、逆戻り、釣銭)やcambio(変化、交替、お釣り)、南米などではvuelto(裏返しの、釣銭)も使われています。
炭酸なし/ありのお水
スペイン語でミネラルウォーターは「agua mineral」ですが、単に「agua mineral」と言うと極稀にですが「炭酸入りのお水」が出てくる場合があります。
- 「炭酸入り」のお水は、agua mineral con gas
- 「炭酸なし」のお水は、agua mineral sin gas
大抵は「¿sin gas o con gas?(炭酸なし、あり?)」と聞いてくるか炭酸なし(sin gas)が出てきますが、あらかじめ炭酸の有り無しについては言ってしまう方が確実かもしれません。
お水は「sin gas」でゴクゴク飲みたいですよね。
まとめ
今回は「レストラン・料理屋さん」で使えるスペイン語のフレーズをご紹介しました。どれも日常会話で使える簡単なフレーズなので是非使ってみてください。