英語の曜日「Friday」という名前の由来は?

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英語の「Friday(金曜日)」は、「Frigg’s day(フリッグの日)」が語源です。Frigg(フリッグ)は北欧神話の女神で、愛や結婚、家庭を守る存在とされています。つまり金曜日は「愛と豊かさの女神の日」だったんですね。

ラテン語系の言語では、フランス語の「vendredi」、スペイン語の「viernes」が同じく愛の女神から来ています。こちらはローマ神話のヴィーナス(Venus)が由来。北欧のフリッグとローマのヴィーナス、別々の文化ですが、どちらも「愛と美」を司る女神が金曜日にあてられているんです。

日本語の「金曜日」は、五行思想に基づき「金(きん)」が割り当てられています。金属や富を象徴する「金」は、豊かさや価値を連想させるもの。偶然ですが、西洋の「愛と美の女神の日」と、東洋の「金の象徴の日」がどちらも「華やかさ」や「豊かさ」に結びついているのは興味深い一致です。

一週間の終わりに近づく金曜日。「花の金曜日」なんて言葉もあるように、少し特別な雰囲気を持つ日ですよね。由来を知ると、金曜日がただの週末前の日ではなく、「愛や美、そして豊かさを祝う日」として感じられて、ちょっと気分が明るくなるかもしれません。

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