An ounce of prevention is worth a pound of cure.の意味や使い方|英語のことわざ・格言・イディオム#320

スポンサーリンク
このシリーズでは、英語のことわざ・格言・慣用句などを解説しています

今回のフレーズは「An ounce of prevention is worth a pound of cure」です。

直訳すると「1オンスの予防は1ポンドの治療に値する」となりますが、実際には「予防は治療に勝る」「小さな予防策が大きな問題を防ぐ」という意味になります。

このフレーズは、問題が起こる前に対策を講じることが、問題が発生した後に対処するよりも効果的であることを強調しています。

例えば、健康管理について話すときに、「An ounce of prevention is worth a pound of cure.(予防は治療に勝る)」と言うことができます。また、企業がサイバーセキュリティ対策を強化することで後の大きなデータ漏洩を防ぐことについても「Investing in security measures now, because an ounce of prevention is worth a pound of cure.(今すぐセキュリティ対策に投資しよう、後の大きな問題を防ぐために重要だ)」と表現できます。

使われている単語を見てみると、ounce (オンス)とpound(ポンド)は重量の単位で、1オンスは1ポンドの16分の1です。つまり、1ポンドは16オンスと同じ重さになります。

「An ounce of prevention is worth a pound of cure」の由来は、古いラテン語の格言にあります。18世紀に米国のベンジャミン・フランクリンによって英語にも普及しました。フランクリンは当初、病気の予防ではなく火災の予防に言及していました。その後、さまざまな予防策の重要性を強調する言葉として広く使用されています。

まとめると、「An ounce of prevention is worth a pound of cure」は、文字通り「1オンスの予防は1ポンドの治療に値する」という意味ではなく、問題が発生する前に予防策を講じる重要性を強調するイディオムです。このフレーズを使うことで、問題を未然に防ぐ大切さを伝えることができます。

この「An ounce of prevention is worth a pound of cure」を使って、予防の重要性を伝えたい場面で活用してみてください。

実際の発音もチェックしてみてください

An ounce of prevention is worth a pound of cure.
1オンスの予防は1ポンドの治療に値する。予防は治療に勝る。
スポンサーリンク

このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。

スポンサーリンク
英語学習におすすめの本

英語学習におすすめの本を紹介します!

「金フレ」として知られる『TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ』は、最も定番のTOEIC対策書です。シンプルで効率的に単語を学ぶことができ、日常的な英語力の向上にも役立ちます。初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しており、何度も繰り返し使えるので復習にも最適です。➡詳しく見る

一億人の英文法』(一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法)は、英文法を「感覚」や「イメージ」で学べる本。理論的な説明ではなく、ネイティブスピーカーの直感的な感覚に基づいた解説が特徴です。実際の会話で役立つ文法を学べるため、英語を「話すため」の文法を重視している方に最適です。学習者に親しみやすい口語体で、堅苦しくなく、楽しく進められます。➡詳しく見る

英語耳』(英語耳 発音ができるとリスニングができる)は、英語のリスニング力を向上させたい方向けの本です。英語の音の変化や発音のポイントを理解することで、リスニングスキルを高めることができます。ネイティブが実際に使う音の連結や省略、イントネーションを学べるため、リスニングだけでなくスピーキングにも役立ちます。英語の「音」に慣れたい方向けの一冊です。➡詳しく見る

「英語 参考書」をAmazonで検索する

ことわざ・格言
\ シェアする /
タイトルとURLをコピーしました