今回のフレーズは「A word to the wise is enough」です。
直訳すると「賢者には一言で十分」となりますが、実際には「賢い人には少しの言葉で通じる」という意味になります。
このフレーズは、賢い人には複雑な説明は必要とせず、少しの言葉だけで理解できることを表現しています。
例えば、誰かがアドバイスをする際に、「You don’t need to explain everything to her. A word to the wise is enough.(彼女にはすべてを説明する必要はないよ。一言で十分だ)」と言うことができます。
また、簡潔な説明のほうが良い場合に、「He’ll understand what you mean. A word to the wise is enough.(彼はあなたの言っていることを理解すると思う。一言で十分だよ)」と言うこともできます。
「A word to the wise is enough」は、同じ意味のラテン語のことわざ「verbum sapienti sat est」から来ています、16世紀頃から英語で使われ、フランス語やイタリア語にも類似表現があります。短縮形の「a word to the wise」も使われています。
まとめると、「A word to the wise is enough」は、文字通り「賢者には一言で十分」という意味であり、賢い人は少ない言葉で理解し行動できることを指します。このフレーズを使うことで、簡潔なアドバイスや注意喚起が賢明であることを強調することができます。
この「A word to the wise is enough」を使って、少ない言葉で伝えたい場面で活用してみてください。
実際の発音もチェックしてみてください
賢者には一言で十分。賢い人には一言で通じる。
このシリーズでは、さまざまなことわざ・格言・慣用句・イディオムなどを紹介して解説しています。