英語学習に役立つ語根一覧

語根から覚える英単語集

英語学習に役立つ語根(root)を一覧でまとめました。

英単語は、語根、接頭辞接尾辞のように、分解して覚えると理解が深まります。語根は、単語を構造から理解するので、①単語を覚えやすくなる、②知らない単語の意味を推測しやすくなる、③他の単語との関係性が明確になる、などのメリットがあり、語彙を増やすのに役立ちます。

スポンサーリンク

英語学習に役立つ語根一覧

英語にはたくさんの語根がありますが、ここでは比較的によく使われている語根をご紹介します。単語一覧は各リンク先のページで紹介しています。

語根 意味
act 行なう react (反応する)
cede, ceed 行く proceed (進む)
ceive, cept 取る except (~を除いて)
cid 落ちる accident (事故)
cide, cise 切る decide (決定する)
count, pute 考える compute (計算する)
cur 走る occur (起こる)
cure 心配 secure (安全な)
day daytime (昼間)
duce, duct 導く reduce (減少させる)
ever 常に、絶えず forever (永遠に)
fact, fect 作る factor (要因)
fer 運ぶ transfer (移動させる)
form formal (形式的な)
fort, force 強い effort (努力)
graph, gram 書く biography (伝記)
house warehouse(倉庫)
ject 投げる inject (注入する)
land 土地 highland (高地)
lect 選ぶ、集める、読む collect (集める)
line headline (見出し)
mit, mis 送る permit (許可する)
part 部分、分ける depart (出発する)
pass 通る passage (通行)
pati 苦しむ patience (忍耐)
pend つるす depend (依存する)
ple, ply 満たす supply (供給する)
ply 折る multiply (増やす)
port 運ぶ export (輸出する)
pose, pound 置く compose (構成する)
press, print 押す oppress (圧迫する)
room 部屋 bedroom (寝室)
rupt 壊す disrupt (分裂させる)
scend 登る ascend (登る)
scribe, script 書く describe (描写する)
sense 感じる sensation (感覚)
sent, sence ある present (現在の)
serv 仕える、保つ service (奉仕)
sign 署名する design (図案)
sist 立つ assist (手伝う)
spect 見る prospect (見込み)
spire 呼吸 aspire (熱望する)
stant 立つ distant (遠い)
stitu 立てる institute (設立する)
strain, strict 結ぶ constrain (強いる)
struct, stroy 建てる construct (組み立てる)
tain, tent 持つ sustain (支える)
tend, tens 伸ばす extend (広げる)
tract, treat 引く attract (引きつける)
val 強い valid (有効な)
vent 来る event (出来事)
verse, vert 回す convert (変える)
via, vious previous (前の)
visi, view 見る interview (会見する)
volve 回転する involve (巻き込む)
way freeway (高速道路)

語根を覚えるメリット

語根を覚えると以下のようなメリットがあります。

語根を覚えるメリット
  • 単語の仕組みを理解しやすくなる
  • 他の単語との関係性が明確になる
  • 単語を覚えやすくなる
  • 語彙が豊かになる
  • 知らない単語の意味を推測しやすくなる

例えば、英単語のday(日)は、everyday(毎日)、midday(正午)、daylight(日光)などの語根にもなっています。everydayは、形容詞のevery(すべての)に、語根のdayが組み合わさった単語です。

dayは簡単な例ですが、語根のduce(導く)のように、ラテン語やギリシャ語に由来する語根もあります。duceが使われている英単語には、reduce(減少させる)や produce(生産する)などがあります。reduceは、接頭辞のre(後ろに)に、duce(導く)が組み合わさった単語で、「後ろに導く」と言う意味から転じて、「減少させる」という意味になっています。さらに、名詞を作る接尾辞のtionを後ろに追加すると、reduction(減少)という名詞にもなります。

re + duce = reduce
re + duce + tion = reduction

このように、語根を使って覚えると、単語を構造から理解できるので、覚えやすく(忘れにくく)なります。語根は、ラテン語やギリシャ語に由来しているものが多いため、少し難しいというデメリットがありますが、丸暗記が苦手という方にはおすすめの学習方法です。皆さんの英語学習の一助になれば幸いです。

関連 英語学習に役立つ接頭辞一覧 
関連 英語学習に役立つ接尾辞一覧

タイトルとURLをコピーしました