今回は、よく使われる英語の接続詞を一覧で紹介します。英語にはさまざまな接続詞があり、文章をつなげたり、意味の関係を明確にしたりする役割があります。接続詞を正しく使うことで、英語の文章がより自然で流れのあるものになります。

ごがくねこ
例文と一緒に紹介しているので、日々の英語学習にも役立ててください。
接続詞とは何か?
接続詞とは、単語、句、節をつなぐ言葉のことです。文の意味や流れを明確にする役割があります。英語では、対等な要素を結ぶ「等位接続詞」、ペアやセットで使われる「相関接続詞」、主節と従属節をつなぐ「従属接続詞」の3種類に大別されています。

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よく使われる英語の接続詞一覧
ここでは、よく使われる英語の接続詞をカテゴリに分けて紹介します。例文も一緒に紹介しているので、参考にしてください。
① 等位接続詞
等位接続詞は、同じ種類の単語や文を対等に結ぶ接続詞です。等位接続詞には「FANBOYS(for, and, nor, but, or, yet, so)」の頭文字で覚えられる7つがあります。
接続詞 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
For | なぜなら | I stayed home, for I was feeling sick. (体調が悪かったので家にいました。) |
And | そして | She bought a book and a pen. (彼女は本とペンを買った。) |
Nor | 〜もまた〜ない | He can’t swim, nor can I. (彼は泳げないし、私も泳げない。) |
But | しかし | It is raining, but we are still going out. (雨が降っているが、私たちは外出する。) |
Or | または | You can have coffee or tea. (コーヒーか紅茶をどうぞ。) |
Yet | しかしながら | It was cold, yet she didn’t wear a coat. (寒かったが、彼女はコートを着なかった。) |
So | だから | It was late, so we went home. (遅くなったので、私たちは家に帰った。) |
② 相関接続詞
相関接続詞は、2つの要素を対で結ぶ接続詞です。よく使われる相関接続詞には、以下のようなものがあります。
接続詞 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
Both A and B | AもBも | She speaks both English and French. (彼女は英語もフランス語も話せる。) |
Either A or B | AかBのどちらか | You can either call me or send an email.(電話するか、メールを送ってください。) You can choose either coffee or tea.(コーヒーか紅茶のどちらかを選べます。) |
Neither A nor B | AもBも〜ない | He is neither tall nor short. (彼は背が高くも低くもない。) |
Not only A but also B | AだけでなくBも | She is not only smart but also hardworking. (彼女は頭がいいだけでなく、勤勉でもある。) |
Whether A or B | AであろうとBであろうと | I don’t know whether he will come or not.(彼が来るかどうかわからない。) Whether it rains or shines, we will go hiking.(雨が降ろうと晴れようと、私たちはハイキングに行く。) |
As A as B | Bと同じくらいA | She is as tall as her brother.(彼女は兄と同じくらい背が高い。) |
③ 従属接続詞
従属接続詞は、主節(main clause)と従属節(subordinate clause)を結び、時間・理由・条件などを表します。よく使われる従属接続詞には、以下のようなものがあります。
接続詞 | 意味 | 例文 |
---|---|---|
After | 〜の後で | I’ll call you after I finish work. (仕事が終わった後で電話します。) |
Although | 〜だけれども | Although it was late, he kept working. (遅かったけれども、彼は働き続けた。) |
Because | 〜だから | I stayed home because it was raining. (雨が降っていたので、家にいた。) |
Before | 〜の前に | Finish your homework before you go out. (外出する前に宿題を終わらせなさい。) |
Even though | 〜だけれども | Even though he was tired, he kept running. (彼は疲れていたけれども、走り続けた。) |
If | もし〜なら | I’ll go if it doesn’t rain. (雨が降らなければ行きます。) |
Once | 一度〜すると | Once you understand, it becomes easier. (一度理解すれば、簡単になります。) |
Since | 〜なので | Since you’re here, let’s start. (あなたがここにいるので、始めましょう。) |
Though | 〜だけれども | She kept working, though she was tired. (彼女は疲れていたけれども、働き続けた。) |
Unless | 〜でない限り | Don’t leave unless I say so. (私がそう言わない限り、出発しないで。) |
Until | 〜するまで | Wait here until I come back. (私が戻るまでここで待っていて。) |
When | 〜するとき | Call me when you arrive. (到着したら電話して。) |
Whenever | 〜するときはいつでも | You can visit me whenever you like. (好きなときに訪ねてきていいよ。) |
Wherever | 〜するところはどこでも | I’ll follow you wherever you go. (あなたが行くところならどこでもついていきます。) |
While | 〜している間 | She was reading while I was cooking. (私が料理をしている間、彼女は本を読んでいた。) |
まとめ
この記事では、よく使われる英語の接続詞を「等位接続詞」「相関接続詞」「従属接続詞」の3つのカテゴリに分けて紹介しました。例文も合わせて掲載しているので、英語学習に役立ててください。接続詞を適切に使うことで、文章がより論理的でスムーズになります。会話や文章を書く際には、ぜひ意識して使ってみてください。

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