英語学習に役立つ接頭辞一覧 50選+@

語頭から覚える英語の単語集

英語学習に役立つ接頭辞(prefix)を一覧でまとめました。

英単語は、接頭辞接尾辞語根のように、分解して覚えると理解が深まります。接頭辞は、単語の大まかな意味を決める役割があるので、単語の暗記や、知らない単語の意味を推測するのに役立ちます。

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英語学習に役立つ接頭辞一覧

英語にはたくさんの接頭辞がありますが、ここではよく使われる接頭辞を紹介します。単語例以外の単語は、各リンク先のページで紹介しています。

接頭辞 意味 単語例
a- 上、中、外、方向、強意、否定 abroad (海外に)
ab 離れて、反対 absent (不在の)
ad-, a- 方向、変化、付加、強意 admit (認める)
an-, a- ない、否定 anonymous (匿名の)
anti- 反対、抗 antibody (抗体)
auto- 自身、自動 automatic (自動の)
be- 強意、近く become (~になる)
bi- 2つ bicycle (自転車)
co- 共に、一緒に coexist (共存する)
contra- 反対、逆 contrary (反対の)
de- 下、分離、否定、反対 decline (断る)
dis-, di- 分離、否定、反対 differ (異なる)
en-, em- 中、~の状態にする enclose (囲む)
equi- 等しい equal (等しい)
ex-, e- 外、上、反対 export (輸出する)
extra- 外、範囲外 extraordinary (並外れた)
for- 禁止、無視 forbid (禁ずる)
fore- 前方、前もって forefront (最前部)
hyper- 超、過度 hypertension (高血圧)
in- 中、否定 inform (知らせる)
inter- 間、中、相互 interview (会見)
micro- 極小 microscope (顕微鏡)
mid- 中間、真ん中 midday (正午)
mini- 小さい、短い minimal (最小の)
mis- 間違い、悪い、否定 mislead (誤解させる)
mono- 1つ monopoly (独占)
multi- 多い、多数の multiple (多数の)
non- 否定 nonfiction (ノンフィクション)
ob-, o- 反対、~に向かって object (反対する)
on- ongoing (進行中の)
out- outcome (結果)
over- 上、過度 overcome (打ち勝つ)
para- 近く、側 parallel (平行の)
per- 通して、完全に permit (許可する)
poly- 多数の polygon (多角形)
post- 後の、次の postpone (延期する)
pre- 前に、前もって prefer (好む)
pro- 前に、前もって、代わり prolong (延長する)
re- 再び、元に、後ろに、新たに recall (思い出す)
semi- 半分 semifinal (準決勝)
sub-, su- 下、副 subway (地下鉄)
super- 上、超 supervise (監督する)
syn- 共に、同時に sympathy (同情)
tele- 遠い、電信 telephone (電話)
trans- 越えて、通って transfer (移動させる)
tri- 3、3倍 triangle (三角形)
un- 否定、反対 unable (できない)
under- 下、少ない underside (下側)
uni- 1つ unify (1つにする)
up- upside (上側)

 復習用の単語カード

そのほかの英語の接頭辞

あまり単語数が多くないものの、重要な接頭辞一覧です。

接頭辞 意味 単語例
ambi- 両方 ambiguous (曖昧な)
ana- 上、後 analysis (分析)
ante- 前の antecedent (先の)
arch- 原形 architecture (建築)
bio- 生命 biography (伝記)
circum- 周、回 circumstance (事情)
dia- 通過 dialogue (対話)
hetero- 他、異 heterogeneous (異種の)
homo- 同一 homogeneous (同種の)
hypo- hypocrisy (偽善)
infra- infrastructure (基盤)
intro(a)- 中、内 introduce (紹介する)
meta- 後、超 metaphor (隠喩)
omni- すべて omnipotent (全能の)
proto- 最初 prototype (原型)
retro- 後ろ retrospect (回顧)
twi- 2、2倍 twice (2度)
with- 離れて、反対 withdraw (引っ込める)

そもそも接頭辞とは?

接頭辞(prefix)とは、単語を構成する接辞(affix)の1つで、単語の頭の部分にあたります。例えば以下の部分です。

  • cooperate(協力する)の、co
  • recover(回復する)の、re
  • inform(知らせる)の、in
operate(操作する)に、接頭辞のco-(一緒に)が付くことで、cooperate(協力する)という意味に変わります。

un-dis-のように反対の意味を作る接頭辞もあるため、接頭辞があるかないかで単語の意味は大きく変わってしまいます。接頭辞は接尾辞のように品詞を変える役割はありませんが、単語の意味を決定する重要な役割を持っています。

詳しい接頭辞の解説は、以下の記事で解説しています。

接頭辞(prefix)とは?意味や役割をわかりやすく解説
接頭辞(prefix)とは、単語の最初に付けられる部分のことで、単語の意味を変える重要な役割を持って…

接頭辞を覚えるメリット

接頭辞を覚えると、以下のようなメリットがあります。

接頭辞を覚えるメリット
  • 単語を構造から理解できる
  • 単語を覚えやすくなる
  • 知らない単語でも意味を推測しやすくなる

知らない単語があっても、知っている接頭辞接尾辞語根を組み合わせることで、単語の意味を推測しやすくなります。ぜひ接頭辞を覚えて、英語力の向上につなげてください。

ごがくねこ
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皆さんの英語学習の一助になれば幸いです。

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