今回は、語学をやめたくなった時、語学に飽きてしまった時などに試したい勉強方法について紹介します。語学を続ける何か参考になれば幸いです。
細かい文法を気にしない
言語を学ぶ上で、文法は切っても切り離せない関係ですが、うまく言葉が出てこない時は、文法が障害になっているかもしれません。
細かい文法を気にしないことも時には大切です。長期的にわたり文法を無視し続けることはデメリットですが、うまく言葉が出てこないのであれば、気にし過ぎないことも必要かもしれません。
そんな時は、フレーズを丸ごと覚える、というのも1つの方法です。例えば、英語の授業でディスカッションをしなければならない時は、下のようなフレーズを用意しておくとスムーズです。
- I’m on the same page, because …
私も同じ見解です。なぜなら… - I see your point, but I have a different opinion.
おっしゃることはわかりますが、私は違う意見です。
その他にも、買い物先であれば、Do you have this in a different color?(これの別の色はありますか?)などのフレーズを丸ごと覚えておくことで、スムーズに話しかけることができます。
覚えたフレーズを使って会話が成功すれば、きっと語学が楽しくなってくるはずです。
自分の趣味から学ぶ
勉強は苦行だと感じるのではなく、楽しんで行いたいですね。自分の興味がある分野を言語学習に利用することで、勉強のモチベーションを上げることができます。
例えば、好きな映画のセリフを覚えたり、好きな音楽のフレーズを覚えるのも1つの方法です。また、好きな漫画の外国語版を読むのも、楽しんで学習することができます。例えば、英語版が出ている有名な漫画には、『ワンピース』や『鬼滅の刃』などがあります。これなら単語帳で学ぶより、楽しんで勉強することができますし、実際に使われているセリフなので実用的です。
記憶は日常的に繰り返すことによって脳に定着するので、言語学習ではどのように習慣化するのかが重要です。自分が興味を持っている分野を利用すれば、やる気が湧きやすくなり、長期的に続けることができます。もし興味のない分野であれば、すぐに飽きてしまうかもしれません。学習言語の文化に触れることで、より言語に対する理解が深まり、勉強するのも楽しくなってくるかもしれません。
誰かとコミュニケーションする
1人で勉強するのも大切ですが、誰かとコミュニケーションするのも良いかもしれません。会話の中で自然な表現を学ぶことができますし、楽しく勉強することができます。
ネットで海外の人に積極的に話しかけてみるのもいいかもしれません。日本語をネイティブのように話せる外国人が希少なように、完璧さを求めて萎縮する必要はないと思います。積極的に言語を使い、話す機会を増やすことで、コミュニケーションが楽しくなり、結果的に言語学習も楽しくなってくるかもしれません。
1人ではモチベーションが上がらない場合は、勉強仲間を作る、というのも1つの方法です。リアルでなくても、最近では、YouTubeで勉強動画をアップしたり流しているチャンネルもあるので、そこで一緒に勉強するのもいいかもしれません。たくさんの人がそのような動画を見ているということは、皆同じような悩みを持っているのかもしれませんね。
自分から発信してみる
参考書を読んだり、単語帳を覚えたりするのも大切ですが、情報を吸収してばかりでは単に飽きてしまいます。学んだ表現を使って、何かツイートしてみたり、そのことについてSNSで意見を聞いてみるのもいいかもしれません。
言語学習はインプットとアウトプットのバランスが大切です。具体的な割合は研究によって異なりますが、一般的にはインプットは70%、アウトプットは30%が良いとされています。学習の基本はインプットですが、アウトプットも適度に必要です。もし語学に行き詰まっているのなら、発信不足が原因かもしれません。
その他の学習方法については以下の記事で網羅的にまとめています。
まとめ
今回は「語学をやめたくなった時に試したい勉強方法」について紹介しました。
- 細かい文法をあまり気にしない
- 自分の趣味から学ぶ
(映画、漫画、音楽など) - 誰かとコミュニケーションする
- 自分から発信してみる
(SNS、ブログなど)
何か少しでも語学を続けたいと思えることがあれば幸いです。