英語で「~する人」を作る接尾辞一覧 11選

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英語には「~する人」を作る接尾辞が沢山あります。接尾辞(suffix)とは、単語の末尾に付けることで、新たな意味や品詞を作る接辞のことです。接尾辞を覚えれば、単語の意味や品詞がある程度推測できるので、英語のより良い理解に繋がります。

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ラテン語由来

「~する人」を作る英語の接尾辞の多くはラテン語に由来しています。ラテン語は古代ローマやローマ帝国の公用語だった言語で、イタリア語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語などのロマンス諸語の祖先になっています。英語にはフランス語を経由して、様々なラテン語由来の単語や接尾辞が伝わりました。

参照:英語の語彙に影響を与えた外国語

  • -an 職業・帰属
    例: Asian (アジア人)、American (アメリカ人)、civilian (一般市民)、musician (音楽家)、historian (歴史家)
  • -ant ~する人
    例: assistant (助手)、contestant (競技者)、immigrant (移民)、participant (参加者)
  • -ar ~する人
    例: liar (嘘つき)、scholar (学者)
  • -ary 関係者
    例: secretary (秘書)、adversary (敵)、military (軍隊)
  • -ee ~する/される人
    例: attendee (出席者)、absentee (欠席者)、employee (従業員)、examinee (受験者)、referee (審判員)、refugee (避難民)
  • -ent ~する人
    例: agent (代理人)、client (依頼人)、resident (居住者)、student (学生)
  • -ess 女性形 (現在は減少傾向)
    例: actress (女優)、princess (王女)
  • -ier、-eer 職業
    例: cashier (レジ係)、mountaineer (登山家)、volunteer (志願者)
  • -ist 人・職業・主義者
    例: activist (活動家)、artist (芸術家)、novelist (小説家)、scientist (科学者)、specialist (専門家)
  • -or ~する人
    例: actor (俳優)、doctor (医者)、creator (創造者)、collaborator (協力者)、instructor (指導者)、inventor (発明者)、visitor (訪問者)
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ゲルマン語由来

  • -er ~する人・職業・関係者
    例: adviser (助言者)、baker (パン屋)、beginner (初心者)、driver (運転者)、leader (指導者)、interviewer (会見者)、 researcher (研究者)

一覧にしてみると、それぞれの意味や使い方に微妙な違いがあるのが分かります。基本的に、ラテン語に由来する単語は-or、ゲルマン語に由来する単語は-erで終わることが多いようです。

英語には人を表す接尾辞がたくさんありますが、これらの接尾辞を知っていれば、知らない単語があっても大まかな意味と品詞を推測することができます。単語が人を表している可能性があるかどうかは、かなり重要な情報です。このテクニックは長文読解やTOEICにも役立ちます。

ただ、今回紹介した接尾辞はどれも人に関する単語を作りますが、それ以外の役割を持つこともあります。たとえば、接尾辞の-arは、particular(特定の)や popular(人気のある)などのように形容詞を作る働きもあります。接尾辞の-erに至っては、upper(上の方の)のような形容詞や、shiver(震える)のような動詞も作ります。

語形変化をしなくても品詞が変わることを、言語学では「品詞転換(conversion)」と呼んでいます。英語の品詞転換は15~16世紀頃から急増し、英語の1つの特徴でもあり、複雑な点になっています。この品詞転換は、語尾で品詞を推測する際には厄介な特徴かもしれません。とはいえ、人を作る接尾辞は10個程度ですし、1度覚えればずっと使える知識なので、覚えて損はないはずです。

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