2つの言語を使ったしりとりって面白いですね。
最近、Youtubeで見たQuizKnockさんの「2言語でしりとり」という動画がとても面白かったので、思わず感想を書いてしまいました。最後に自作でも一問作ってみたので是非解いてみてください。
動画の内容は、しりとりの途中の単語を当てるというクイズなのですが、日本語だけでなく、その英訳もしりとりとして成立しなければならない、という問題でした。
ネタバレになるので例題だけ見てみますと、
value →(?)→ horse
上のような問題で、1行目の(?)には日本語が、2行目の(?)には英語が入ります。日本語は「ち」から始まり「う」で終わる単語。英語は「e」から始まり「h」で終わる単語で、どちらの条件にも当てはまる単語を当てるというクイズです。
例題の答えを白文字で書くと、地球とearthでした。文字を選択すると反転します。上手く出来ていますね。
答えを適当に探すのは時間がかかりそうなので、接尾辞を先に考えるのも良いのかなと思いました。例えば、hで終わる接尾辞には、-thや-ishなどがあります。-thは序数や名詞を作る接尾辞、-ishは形容詞(〜のような)などを作る接尾辞です。
参考 語尾が「-th」で終わる英単語一覧
参考 語尾が「-ish」で終わる英単語一覧
例題の場合ですと、e…thや、e…ishまで絞ることができ、earth(地球)やEnglish(英語)などがまず思い浮かびそうです。今回はたまたまearthがヒットしましたが、もし接尾辞が使われているのなら、結構有効な方法な気がします。ただ、正確にはearthのthは接尾辞ではなく、たまたまthで終わるだけのようです。例えば、中英語(1150~1500年)ではertheと、古英語(450〜1150年)ではeorþeと表記されていました。
以前まとめた「Hで終わる英単語一覧」で、eから始まりhで終わる英単語を探してみると、他にも、each(各々の)、enough(十分な)、establish(設立する)、extinguish(消す)、enrich(豊かにする)などの単語がありました。thで終わる序数も含めると、eleventh(11番目)、eighth(8番目)、eighteenth(18番目)、eightieth(80番目)などもありますが、日本語のしりとりにも当てはまる単語はありませんでした。ただ、英語の語彙数は100万語以上という説もあるので、探せば他にもありそうですね。
今回は接尾辞から探してみましたが、他にも色々な解き方がありそうです。なるべく予測する文字を減らした方が良いような気がしますが、もしかしたら日本語から解く方が良いのかもしれません。皆さんはどのように解いたのか気になるところです。単語の構造を考えながら解くのは楽しいですね。
最後に、2言語しりとりを自作で一問作ってみたので是非解いてみてください。
magic → (?)→ learning
比較的に簡単な単語です。答えは↓↓↓に白文字で書いてあります。選択すると色が反転します。
答え:運河(canal)