スペイン語で「美味しい!」を伝えるフレーズ

日常生活で使えるスペイン語のフレーズ

美味しい料理を食べた時は「美味しい!」と伝えたいですよね。今回は、スペイン語で「美味しい、美味しそう、美味しかった」と伝える基本フレーズをご紹介します。

日常生活で使えるスペイン語のフレーズ【まとめ】
この記事は、スペイン語フレーズ集の「まとめ記事」です。一覧形式でまとめたのでぜひ下記リンクからご覧く…
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スペイン語で「美味しい!」

スペイン語で「美味しい!」と伝えるには、動詞estarと、rico、bueno、delicioso、sabroso、exquisitoなどの単語を使います。

rico/rica

例文 Está rico/rica.
発音 エスタ リコ/リカ
和訳 美味しいです。

「Está」は「~である」を意味する動詞「estar」の3人称単数形、「rico/a」は「金持ちの、豊かな、高価な、美味な」を意味する形容詞です。「rico」は英語の「rich」の同根語です。

似ている表現に「Es rico.」がありますが、serの方がestarより「永続的」な特徴があるので、「(誰が作っても)この料理は美味しい」というニュアンスもあります。また、「お金持ちです」という意味でも使われます。

bueno/buena

例文 Tu pastel está bueno.
発音 トゥ パステル エスタ ブエノ
和訳 君のケーキは美味しい。

「bueno/a」は「良い、上等な」を意味する形容詞です。英語の「good」にあたります。「bueno」を使った表現も「rico」と同じくらい良く使われます。

delicioso/deliciosa

例文 Esta sopa está deliciosa.
発音 エスタ ソパ エスタ デリシオサ
和訳 このスープは美味しいね。

「delicioso/a」は「心地よい、美味な」を意味する形容詞です。英語の「delicious」と同じ語源です。

スペイン語は英語と似ている単語から覚えると効率的です。

スペイン語と英語の似ている形容詞一覧|完全一致
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sabroso/sabrosa

例文 Esa manzana parece muy sabrosa.
発音 エサ マンサーナ パレセ ムイ サブロサ
和訳 あのリンゴは美味しそうだ。

「sabroso/a」は「風味のある、美味しい」を意味する形容詞です。「parece」は「~のように見える」を意味する動詞「perecer」の3人称単数です。「〇〇 parece …」で、「〇〇は…のように見える」という意味になります。

exquisito/exquisita

例文 Esta ensalada es muy exquisita.
発音 エステ エンサラダ エス ムイ エスキシタ
和訳 このサラダは美味しいね

「exquisito/a」は「上品な、美味な」を意味する形容詞です。英語の「exquisite」と同根語です。「エスキシト(タ)」の発音は少し言い辛いですね。

スペイン語で「とても美味しい!」

スペイン語で「とても美味しい!」と伝えるには、副詞感嘆詞を付け足します。

形容詞「muy」

例文 Está muy rico.
発音 エスタ ムイ リコ
和訳 とても美味しい。

「muy」は「非常に、とても」を意味する副詞です。動詞の「está」を省略した「Muy rico.」と言う表現も良く使います。

絶対最上級「-ísmo/a」

例文 Está riquísimo.
発音 エスタ リキシモ
和訳 すっごく美味しい!

スペイン語の形容詞は、語尾の母音「-o/a」を取って「-ísmo/a」に変えると絶対最上級になり、「すごく、とても」という強調表現になります。例えば「bueno」なら「buenísimo」です。

感嘆詞「Qué」

例文 ¡Qué rico!
発音 ケ リコ
和訳 なんて美味しいんだ!

例文 ¡Qué buen café!
発音 ケ ブエン カフェ
和訳 なんて美味しいコーヒーなんだ!

「Qué」には「何」という意味がありますが、「Qué+名詞/形容詞/副詞」で「なんて~なんだ」という表現になります。感嘆詞「Qué」を使った表現は、驚きや気持ちを大々的に伝える時に使います。

スペイン語で「美味しそう!」

スペイン語で「美味しそう」と伝えるフレーズです。

  • Tiene muy buena pinta. / ティエネ ムイ ブエナ ピンタ
  • Eso luce delicioso. / エソ ルセ デリシオソ
  • Parece rico. / パレセ リコ
  • Se ve delicioso. / セ べ デリシオソ

1つ目の例文の「tiene」は「持つ」を意味する動詞「tener」の3人称単数形、「pinta」は「斑点、外見、様子、印」を意味する名詞です。

2~4つ目の例文の「luce+〇〇」、「parece+〇〇」、「se+ve+〇〇」は「~に見える、~のよう、~そう」という意味になります。

その他の表現

美味しかった

スペイン語で「美味しかった」と伝えるフレーズです。

  • Estaba delicioso. / エスタバ デリシオソ
  • Estaba rico. / エスタバ リコ

「Estaba」は動詞「estar」の直説法線過去・3人称単数形です。

ごちそうさま

スペイン語には「ごちそうさま」のような表現はありませんが、御馳走になったのなら感謝を伝えるのが一般的です。

例文 Muchas gracias.
発音 ムチャス グラシアス
和訳 どうもありがとう。

例文 Gracias por la invitación.
発音 グラシアス ポル ラ インビタシオン
和訳 ご招待ありがとうございます。

「gracias por 〇〇」で「〇〇についてありがとう」という意味になります。

不味い

「不味い」は意外と重要な表現です。

南米に数年間住んでいると、日本がどれだけ綺麗で衛生的な国なのかを本当に実感します。食べている料理が腐っていたり、何か問題がある場合もあるので、「不味い」というスペイン語の表現も覚えておいて損はないと思います。

例文 Esto es malo.
発音 エスト エス マロ
和訳 美味しくないね。

「malo」は「悪い、粗悪な、下手な」を意味する形容詞です。「no bueno」でも「良くない、不味い」という意味になります。

例文 Esta sopa tiene un sabor raro.
発音 エスタ ソパ ティエネ ウン サボール ラロ
和訳 このスープは変な味がする。

「sabor」は「味、風味」、「raro」は「珍しい、変な」という意味があります。「tener+sabor+〇〇」の組み合わせで「〇〇の味がする」という表現になります。

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まとめ

今回は、スペイン語で「美味しい、美味しかった、美味しそう」を伝える基本フレーズをご紹介しました。どれも日常会話で使える簡単なフレーズなので、食事をした際、誰かにご馳走になった際にぜひ使ってみてください。

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